「 砂浜を歩くと・・・ 」 一覧

平塚海岸 美しい砂浜を土石で埋め立て−10

容赦なく大波が削り始めた 台風4号が、遂に、養浜事業の美名で構築したゴロタと泥土で造った堤を崩し始めた。 工事後、表層土は、雨で洗われ表面的には砂で盛られた様相を見せていたが、そこにはアシやススキなどの雑草が茂り、遠方からも異質な風景を作り出していた。 こうしたさ中、地元の太陽中学校では、海岸にハマヒルガオなどの海浜性植物を増やすべく、学生らが皆で苗の植え込み作業を行ったと聞く。・・・こことは地続きの東の海岸で・・・。 この矛盾は一体何なのか?一方では、それも行政自らが美しい砂浜の破壊を、…

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平塚海岸 美しい砂浜を土石で埋め立て−9

 一昨日から昨日まで、湘南には400ミリに近い大雨が降った。養浜事業といった美名で積まれた土手はアチコチが崩れ、砂浜にドロが流れ出していた。出来た水筋には、隠されていたゴロタ石がむき出しになっていた。  これが本来の「砂」で積まれたのであれば、雨は砂中に吸い込まれ砂堤を崩すことはない。今のところ、流れ出たドロの多くは砂に潜りこみ目立たないが、一定の深さのところで層となって堆積しやがて表面を覆うようになるだろう。  これが時間30ミリとか50ミリの豪雨だったら、こんな程度では治まらない。また、幸いに…

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平塚海岸 美しい砂浜を土石で埋め立て−8

細い水道が土手を崩し始めた 26日から27日にかけて、少し強めの雨が降った。写真は昨日、撮ったものである。修復工事は終わりかけていた。  しかし、残念ながらドロは残されたままである。最初と比べると、ゴロタ石を除くために、元々あった基部の砂が掘り起こされ混じったのだろう、ドロの色は薄くなっていた。 土手のあちこちに、花水川の岸辺から運ばれた「アシ」の芽が出かかっている。海浜性植物に代わって、アシの茂みが出来なければよいのだが・・・。 このように、少しの雨であっても砂のように雨水は浸み込まず、…

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平塚海岸 美しい砂浜を土石で埋め立て−7

砂とドロの違いは明らかだ!! 長い文だが、我慢してお読み頂ければ幸いである。 いまここに、県土整備局から届いた回答が2通ある。いずれも求めた「ドロ問題」の解決には程遠いものである。 小生が求めた先は環境保護や保全の元締めである神奈川県環境農政部であったのだが、直接事業を担当する県土整備局に送られたのである。 当然、事業局においては環境面を十分意識して事業を行うから、と言うのが理由であろう。しかし、それでは問題が当事者の範疇でしか捉えられない。もっと幅広い環境問題として捉え、この対応策を再検…

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平塚海岸 美しい砂浜を土石で埋め立て−6

重機での作業 今も現場では「ゴロタ石」の除去作業が大規模に行われている。懸るミス工事の問題が、何故もこれほど迄に大ごとになってしまったのか?との驚きと、訴えたその責任の重さを感じている。 この問題を知った時、小生は居たたまれずに「海の環境を守りたいが為」の立場からすぐにブログ上に提起し、併せて関係機関に抗議し改善を求めてきたのである。 そんな中、後から知ったのだが、この海岸埋め立て事業が信じられないような公共事業であったと言うことが分かった。 それは、神奈川県県土整備局が行っている「養浜事…

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平塚海岸 美しい砂浜を土石で埋め立て−5

神奈川新聞23面記事 正直って、もう書くのは終わりにしたかった。しかし、そんな折、今朝の神奈川新聞に記事が掲載されたのである。  内容からみると、小生にとっては少し問題の指摘が曖昧であるように思える。岩石を入れたのは業者のミス、これにかかる費用は業者の責任と書かれている。果たしてそうなのだろうか? 恐らく、工事業者は県から示された設計図書に基づいて行ったのであろうし、仮に無視したり間違ったとしても、河川から運ぶ土石が砂浜に適するものか、ドロの洗浄はどう行うのか等々、県は発注者として管理指導…

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平塚海岸 美しい砂浜を土石で埋め立て−4

取り出されたゴロタ石の山 昨日、強風の中、工事が行われたようである。その現場を海岸散歩の途中見てきた。先ず気になったのは、工事中にあるにかかわらず危険防止策は何ら施されていない。 現場の背後地に、取り出されたゴロタ石がうず高く積まれていた。 これほども埋もれていたのかと驚くぐらいだ。…しかし、これは一部なのかも知れない。表面の土砂をすくい取り、ゴロタ石だけを取り除いたのだと見える。  永久に、大波や大雨で露出したり流れ出たりしないのであれば、それはそれでよいだろう。・・・一応、一つの危険要…

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平塚海岸 美しい砂浜を土石で埋め立て−3

風が砂を運び荒れ肌を覆い始めた 築かれた土石堤だが、一昨日からの暴風雨で泥や石が流れ出すことは幸いにしてなかった。大波も寸でのところで止まった。 ふと思ったのだが、自然の力は凄い・・。先に「泥隠し」をするため「表面を砂で覆う」のでは?と嫌味を書いた。・・が、今も吹いている強風が砂を運び、荒れ肌の表面を覆い始めたのである。人為に抵抗が出来ない自然は、自ら、辱めを隠すかのように「砂化粧」を施しているのだ・・と。   今日、嬉しい情報が寄せられた。  実は、この一連の事件?を県や市、マスコミにも…

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平塚海岸 美しい砂浜を土石で埋め立て−2

上から見ると・・ 何故このような事を書くのか・・・。それは、単に一人の釣り人として、平塚海岸の美しい環境をこよなく愛し、楽しく釣りをしたいからである。  だから、人為による環境破壊が、例え公共事業として行う場合でも、最大限の注意力と備えを持って対応していただきたいのである。 それによって、私自身も残る生涯を「自然相手の釣り」にいそしむことができ、永代に渡る多くの釣り人に対して、釣りを楽しめる環境を残したいからに他ならない。 実はある市議から、「詳細には分からないが、あれは花水川で浚渫された…

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平塚海岸 美しい砂浜を土石で埋立て!!

これが現状である 数日前、釣友から「台風で削られた砂堤をドロで埋め立てている」との話を伝え聞いた。昨日の夕刻、散歩がてら見てきたのだが正直驚いた。 大きな石からこぶし大の石までが、ドロでまぶされたような状態となって積み上げられているのである。  場所は、袖が浜の景観名所である「夕映えの丘」前の渚にそって、高さが3〜4メートルくらい、長さが200メートルくらいである。 何年か前に、ビーチセンター前のバレーコートを「少しドロが混じった砂(川砂と言われた)」で築いたのだが、大波や大雨のたびに泥が…

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2024年12月
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