何時もの釣り仲間である和田満雄さん、和田明雄さんの3人+初めての同行者堀内孝さんの4人で石川県に釣行してきた。一番の感動は、写真のような大物、数、近場での強烈なアタリを堪能できたことである。
6日夜、平塚を出発。・・途中秦野の堀内さんを拾い高速道路を順調に飛ばす。・・7日午前9時頃、金沢市の南に接する白山市の徳光海岸に入ってみた。 静かな波の中、1色以内で20センチクラスがポチポチと釣れた。・・1週間前には束で大物が釣れ盛ったそうであるが、雨による水温低下で、今週に入ってから食いが渋ってしまったそうである。・・まあ、よくあるパターンではある。
午後、能登の羽咋郡宝達志水町の「米出海岸」に入り、風波の中、3色内で良型を含め数もそこそこ釣れた。今回の能登釣行に於けるスタートである。
泊りは、3泊とも宝達志水町の「旅館山本」にお世話になった。数年前からの定宿で料理旅館でもあり、質、量とも申し分なく、また、宿泊料金も格安である。・・とくに女将の山本春代さんは明るく元気が良い!!
8日は食事前の一投をと、宿直近の米出海岸に行ってみた。一投目、直ぐ近くの2色でいきなり大型が・・・7時半まで、皆適当に釣り宿に戻って朝食を・・
朝食後、この日は少し遠征しようと「世界一長いベンチ」の富来海岸、志賀、千里浜を狙ったが、何処も水温低下で不釣だった。・・実は、釣りに行って観光することはめったにない。世界一長いベンチを見ようと行ってきた。海岸は何処からでもキスは釣れるようだ。
9日・・大漁の日であった!! 昨晩、我々一行の案内役をしてくれた地元かほく市の芦原邦一さんが一泊してくれ、大いに歓談ができた。 朝はゆっくりと食事をとり、急ぎ釣り場に向かう。・・入った場所と言うか、選んでくれた釣り場は、かほく市から金沢寄りの「内灘町海岸」だった。・・風はかなり強く左から吹き付けていたが、1色付近に深みがある釣り場で、如何にもキスが寄って居そうな気配を感じた。
・・・投げて、そして居た!! 一色から力糸で、20センチクラスが竿先をゆすったのである。両和田さんはあまりの面白さから、二人で漫才ごとしの会話をしていたそうな!!
今日は、何回も通って来た石川遠征で、一番の面白さを味わったかもしれない。案内人良し、キスは濃く、型も良い。・・そんなに釣ってどうするの?・・と言われても困るが、最終日の釣果は持ち帰るが、宿泊の場合は全て宿に提供し処分してもらっている。・・もちろん、料理して食卓を賑わしてもくれる・・。
そして最終日の10日、この日も朝食をとって、帰り支度を済ませてからの遅出であった。釣り場は一昨日釣った米出海岸。実は、芦原さんは早朝から釣っていた。また、数人のジモティーさんが居たが、何れも2色で沢山釣れたそうな!!・・だが、我々が着いたころは時すでに遅しだった。
昨年は、秋深き頃だったが「かほく市の大崎海岸」で大変楽しい釣りが出来た・・。来年は6月に来い!!‥今回はそんな芦原さんの甘言に誘われてきたのだが、見事にそれを成したのである。…あと何年、来れるのかは私自身には分からないが、精々健康に留意し通ってきたいものである。
最後に、海岸でお会いした古き釣友、白山市の大阪政義さん、鱚介工房の顧客の今村邦弘さん、西山英樹さん、まったく予期せぬ出会いでした。本当にお世話になりありがとうございました。