思い・雑感・・あるまま

恥ずかしや「さびき」の字源今に知る

投稿日:2024年3月7日 更新日:

釣りに関する言葉(用語)には難しいものが多くある。 方言なら止むを得ないのだが、ごく一般に通用している言葉にも結構分からないものがある。 小生自身、投げ釣りのことを長いこと書いてきたのだが、その一つに「さびく」とか「サビキ」とか、その意味合いは分かっていたのだが、その字源は全く知らなかった。

要するに、投げ釣りでは、仕掛けを投げ込んでから、その仕掛けをゆっくりと海底に沿って引いてくることを「さびく」とか「さびきで誘う」とか言う。 また、連付きのハリに疑似餌などを付け、上下に動かして誘う「サビキ釣り」と呼ぶもの、更には、釣り具として「サビキ仕掛け」などの商品も売られている。一言でいうなら、餌を引いて動かすことを「さびく」と言い、専用の釣り仕掛けを「〇〇サビキ」などと銘打って売っているのである。

ただし、この多く使われている「さびき」という言葉を辞典で調べても見つからない。・・「サビキ釣り」と云う解釈はあるのだが「さびき」という単独での用語は見当たらないし漢字もない。・・・釣りの古書を調べたが見つからなかった。

・・・ず~と、気になっていた。・・それを最近、ふとしたきっかけ(俳句を創る中)で見付けてしまったのだ!

「さびき」の「さ」は漢字の「些」で、「びき」は「引」であろうことを・・。 「さびき」=「些引」となる。・・・こうして意味不明の仮名での「さびき」と云う文字を、漢字(字源)にして読んでみると容易に、その持つ意味が分かろう。

 

因みに、「字源」からこれを解読するとよく理解もできる。・・・ 「些」とは、「少しばかり」とか「僅か」と云う意味であり、用語として「些事・些細・些少・些末・些音」等がある。・・・これらは何れも「小さいこと、僅かなこと」を表現する用語であが、「些」を重ねることで「それ以上に小さいこと」を言うのである。

投げ釣りに、この「さびき=些引き」を当てはめると、投げた後の仕掛けをただ、ズルッと引くのではなく、細かに、僅かずつ、それこそアリの歩くような速度で、ゆっくりと動かしながらキスを誘い込むのだ!! と言ったその繊細さを伝える言葉なのである。

 

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