相変わらず平塚海岸には出かけている。扇の松下から西側は全く釣れなくなったとのことだが、幸いにして、ホームのテトラ群付近では、頑張ればまだ数尾は釣れている。・・が、ヒネはすっかり姿を消してしまった。
今日は、テトラ群を外れた左側3色付近で、小さいのが3連で来たものの、後が続かなかった。釣り人は数人居たが流石にツ抜けた方はなく、キスの顔を見る程度だった。
昨年は、今頃よく釣れ、今年の1月半ばまで釣れたのだが、今年は、どうやら年内で終わりそうな気配である。・・・今暫くは、通ってみたいと思っているのだが・・。
鱚介オリジナル工房の方、季節外れとなった最近はすっかりヒマ!! ・・・だからと云う訳では無いが、今頃になって一年を振り返り、やっと自分の使いたいモノを造っている。
写真のモノは、先日書いた景山産業のタングステンシンカー「Tg-18」を改良して造った自分用の「半ぶら」である。20号、23号、25号、28.5号と、ダイワのトップガン30号だが、これまで作ってきた「半ぶら」の、構造的に最良と思われるモノをモデルに造ってみた。
軽量シンカーなりに、オモリ軸もアーム軸も、0.8?径、0.9?径、1.0?径などとし。アームに形状記憶合金のSMABも造ってみた。また、「半ぶら」のブラブラ程度も、硬くなく、柔らか過ぎない程度のモノを会得したので、それで仕上げて見た。
後は、これで釣れる所を見つけねばと思うのだが、・・・果たして、どこにそんな釣り場があるのやら???
11月半ばに、三浦でのカワハギ釣りの際、強風にあおられたプレジャーボートが転覆し、丸十丸の小菅船長の機敏な行動で無事に救ったことを書いた。
小生のブログ記事、写真も丸十丸のホームページに掲げられ、その筋の方たちに少しはお役にたったようである。
実は、もう一月過ぎてしまったが、昨晩、小菅裕二船長から、本日、海上保安庁から表彰される・・との電話を頂いた。全てが安泰で終わったことになる。本当に良かった!!
でも、船長の話では、相変わらず危険な状態のプレジャーボートが多いことや、先日鳥取で故障した船が曳航中に沈み、大勢の乗組員が亡くなったことなどを話されていた。
特に鳥取での事故は、何故、船長は危険が伴う荒波の曳航に対し、乗組員の安全準備を怠ったのか、海に投げ出されることを予測した行動をとらなかったのかと、頻りに嘆いていた。
・・・船長の責任は重い、小さな事故でも大きな事故でも、とっさの判断と行動が伴わないと安全に救助することは出来ない。今のように、冬の事故では数分海水に浸かっただけで身動きできなくなってしまう。海での命は、大小問わず瞬時に絶たれてしまう・・・。その通りなのだろう。
そんな話を聞きながら、投げ釣りマンの、例えばテトラ上からの釣りを思い出した。
小生は、再びテトラ上からの釣りをすることは無いが、まだまだ大丈夫だと言う老年たち、若いから大丈夫だと言う青年たち!! ・・・それだけは絶対に止めてほしい!! 批判される行動をとる輩は、多くの釣り人に迷惑をかけるのだ!!
・・・そうそう、いま思い出した・・。平塚海岸にも、美しい砂浜に、平気な顔でタバコの吸い殻やコーヒー缶を捨てていく輩がいる。同じ釣り人として、実に不愉快である。・・それが自分だと気付かれた方、是非ともやめてくだされ!!
・・・近況です!
投稿日:
執筆者:高澤鱚介