思い・雑感・・あるまま

釣り大会の事前告知

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FM湘南ナパサにて

6月3日、いよいよ「チャリティ湘南ひらつか投げ釣大会」を迎える。今回は節目の15回大会となる。・・が、すっかり慣れたとは言え、やはり緊張感は高まってくる。すっかり準備は整ったものの最大の問題は天候である。・・だが、こればかりは“天のみぞ知る”である。しかし、事務局サイドとしては、荒天ぎりぎりまでを予測し準備をしなければならない。関係者の皆が、一刻ごとの天気予報に耳目を傾けざるを得ないこの頃である。

さて大会の事前告知について少し語ってみたい。
私は、実行委員会で報道担当の役も担っている。その責任は人には語れぬ苦労もある。参加者数の増減結果はこの報道担当の対応次第だとも言われ、激減でもすれば責任問題にもなりかねない。・・大雨だったとかであれば許されようが・・・。

報道機関に対する事前の告知を15回もやってくると、どうもマンネリ化してしまう面もある。しかし、やってもやっても、正直、努力したことの因果関係もはっきりせず、報われることもない。
例えば、電話による事前の問い合わせが例年よりも多かったとしよう、ならば、今年は参加者も多くなるだろう・・と考えてしまう。しかし、それが事前のPRに正確さを欠き、不足しているからこそ電話での問い合わせが多くなる・・とは中々気が付かない。
また、最近はホームページを開設しているのでアクセス数は掴める。しかし、これも実際に参加した者との関係を細かに分析でもしなければ明かには出来ない。
同時に、参加者の増減・・これは告知以前の問題であるのかもしれない。いわゆる大会のマンネリ化や中身のあり方等々である。
何れにせよ、一つの市民参加型の行事をこなす為には、中味の充実をもって、地道に淡々とした広報を続けるしかないのかもしれない。

そうした中で感じていることなのだが・・・。
実は、小さな、ローカルな行事とは言え、本大会の事前告知はTV、ラジオ、新聞、ミニコミ誌、釣り誌など40数社にお願いしている。時には、NHKがTV報道で扱ってくれたり、新聞が社会面で取り上げてくれることもあったが、多くは催し欄などのお知らせコーナーが多かった。

告知文には、我々がやっていることの「公共の福祉的・・」とか言った、「正義心」をつい書いてしまうが、相手は全くそうとは受け止めない。単に、数行の遊び行事の「お知らせ!」となってしまうのである。
それが何故であるかを考えてしまうのだが、どうも「釣り」そのものに“偏見をもったマスコミも居るようだ”ということだ。ある新聞についてだが、さる釣り界の長なる人物も同じことを言っていた。私自身良く思い出しても、その新聞で釣りのことが取り上げられているのを見たことが無い・・だから、確かなことだろうと思う。

それは、ある大手の新聞だが、実に様々な催しを事細かに大きな紙面を割いて伝えている。ここに、本大会の告知が掲載されたのは大会を始めて間もない頃で、10年以上前のただ1度だけである。しかも、大会当日の朝刊だった。これでは、午前6時〜8時までの受付で行われる大会に、参加しようにも間に合わない。更にその後は一切無反応であった。ところが、それが今年、相手から連絡してきたのである。ただし、それは数行の催し案内であり、その掲載予定日も5月31日と迫った日になってからであると言う。
釣りと言うものを先ず理解し、本大会がチャリティであり、老若男女の健康つくり、青少年の余暇の健全育成等など、大いに社会性を持った大会であり、全く疚しいものではない。是非とも、本当の中身を知ってほしいものだと強く感じている。

もう一例を挙げよう。ある月刊の「釣り雑誌」だが、ここにも毎年告知依頼をしていた。ところが2年前、担当記者から「わが社は、沖の船釣りの専門誌であって、投げ釣りとは関係が無い。だから、告知依頼を受けても掲出する欄が取れない。今後は(面倒だから)依頼文を出さないでほしい。これは編集長の伝言である。」と言うのである。
釣り人とは、多くの釣り人と付き合い、色々な釣りを手がけるもの。・・・狭い釣りの世界にあって、釣り業界の一翼を担うマスコミ誌の編集長がこう言うのである。呆れたものである。
釣りが世間に受け入れられない、誤解されるのは、正にこうした「責任あるべき広報媒体」そのものに欠陥がるのではなかろうか・・と思ってしまう。敢えて「・・雑誌」と表現したのは、責めてもの私の抵抗である。

それに比べ、地元のFM放送“湘南ナパサ”には大変良く面倒を見ていただいている。毎年この頃になると、土、日担当の鈴木康仁氏(通称:ガラさん)から、遊びに来ませんか?との誘いを受ける。遊びといってもれっきとした生の本番放送で、一応のことは全て語らせてくれ、聞き手として不足することや、語り足らないと感じたことは、必ずガラさんがプロデュースしてくれる。
ここでも、マンネリには気をつけているが、直接対話していただける女子アナが何時も新鮮な気持ちで対応してくれるから、少し緊張しながらの放送が終わったときには、さあ、本番!!と大いに元気を貰い、気を引き締めるのである。





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