皇帝ダリア4

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[遂に!やっと?・・・・先ずは一輪、咲き始めた。いきなりだが、花は、正直言って期待に反して小さく感じられる。ただ、花の色は、想定したとおりの赤紫だった。これ以上、書き込むことは無いだろう。・・写真が全てを語ってくれるからだ。一つ、紹介しておきたい。この一輪の開花は、育ての親、江川孝雄教授ご夫妻の献身的なご努力があったからこそである。ご夫妻は今、さぞ、この可愛い花を見てホッとされておられよう。そして、これまでのご夫妻の奮戦ぶりが目に浮かぶ。例えば、小苗を花畑に植えたときから、他の植物から負けないようにと、未来が約束された草花までをも除草した。腐葉土や良いと思われる栄養分を沢山施肥し、時折、平塚海岸に出かけて釣った、魚のアラまでも根本に埋め込んだ。夏には、大空に突き刺すような支柱を立て、大風が来れば枝幹を支柱に結び直す。そして最悪は、そう9月の大風で主幹が折れてしまったことだ。ご夫妻の嘆きは察するに余るものがあった筈。だが、愛情を受けて育ったダリアは、根本近くから横芽をグイグイと伸ばし、見事に回復をなし花を付けた。さらに、折れてしまった節の直ぐ下から、新たな2本の太い芽を出して、今、盛んな勢いで盛り返し始めている。花芽は未だ見られない。多分、今咲く花の終わり頃、それを超えて見事に咲いてくれるだろう。教授曰く、「今朝、早起きし、いっぱいの朝日を受けて開花したこの一輪を見て、感動した! 見事に咲いた!そして、それが何よりも嬉しかった。」と、しみじみと本当の気持ちを吐露してくれた。・・本当に良かったですね、先生!・・ありがとう御座いました、先生!!今年、5月12日に小苗を植えつけて以来、ほぼ6ヶ月の栽培ドラマはこうして今を迎えた。一番に咲いたこの一輪は、恐らく「ここまで育ててくれてありがとう。」・・と、教授ご夫妻に語っているに違いない。お嬢様が命名した「皇帝ダリアプロジェクト」は、まだ終ってはいない。花を終えたころ、木を刈って、節目を残して幾つにも切って、それを保存し、来年春、苗床に植え、新芽を出させ小苗をつくる。何人もの方が、この新しく株分けされる苗を欲しいと待っている。先生、最後まで・・どうぞよろしくお願いします。そして、全てが終了したら、多くの皆さんは、先生に「皇帝ダリア博士」の称号をくださるに違いない。

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