今年も8月3日に、石川県かほく市のサマーフェスティバルの一環として行われている「かほく市シロギス投げ釣り大会」に行ってきた。
2日(金)夜8時30分、空一面に稲光が光る中、平岡車で平塚を立ち、3日の早朝加賀ランプを下り塩屋海岸に向かった。目指した駐車場下のテトラ群周辺には人は無く、支度を済ませ直ぐに投入開始。
暫し後、おはよ!!の声に振り向くと、いつもお世話になる手取り投友会の宮本幹治さんだった。最近腕を痛め久しぶりの釣りだと言う。実はこの場所は、幹ちゃんの得意とするポイントなのである。
・・しかし、喰いは悪い。時たま17,8センチ級が来るが、来るのは14,5センチばかり。2時間ほど釣ってここを諦め、金沢市の徳光海岸に行ってみた。
以前、大きな奴ばかり大漁だったことを思い出して行ってみたのだ。しかし、ここも居ない。7〜6色投げてポチポチ程度なのである。
そんな中、吉野海洋君から電話が掛り、この2〜3日は潮が動いてないし、遠浅海岸だから水温も高く、食いが極端に悪くなっていると言う。
早々に止め、徳光観光センターで、例のうなぎ弁当を食べ、明日はここには来れないからとお土産を確保した。
そこからかほく市までは約1時間、3時近くに宿に入り、風呂に浸かってから暫し爆睡。
大会は4時受付であり、3時30分に宿を出て会場へ・・。鱚介オリジナル工房からの賞品を提供し、小生は今年は恥ずかしさも無く、シニアの部にて受付を済ませる。
大会主催者からの挨拶で、ここは日本で一番の高級ブドウの産地、全員に参加賞としてブドウが提供されるとのことだ。また参加者数は約160人、その内、県外の方が40数人と云い、ローカルな大会もだんだんとビックになると紹介されていた。
道を間違えた。海岸に出るには簡単なのだが、松林の脇道から海岸左に行きたかったのだ。だが、行けども行けども海岸に出る道が無い。小生を頭に10数人が後からついてくる。30分も歩き続け、やっと出られた所は隣町の大崎海岸、・・・大いに責任を感じるのだった。
既に、5時開始の花火も上がってしまったし、汗は止めどもなく流れ出る。でもヘトヘトになりつつも、兎も角、竿を出さねば始まらない。
遠近投げるが魚も少ない。近辺の誰も諦め顔である。時間は7時30分までの2時間が勝負。
7時頃、やっとキスの居場所が見つかった。・・・何と波の返すオモリが見えるところに居たのだ。そこで少し大き目を数尾釣って時間が・・・。
本部まで約30分かかる。帰り着くころにはもう出る汗も出なくなっていた。熱中症を気にしながらもたどり着き、自販機から冷たいコカコーラを買う。ぐっと飲み、やっと気持ちが癒された。
勝負は重量制、小生はたったの200グラムとチョット。これではシニアの部であってもダメだ。同行の和田さんも平岡さんも賞には入れなかった。でも釣る人は居るもの、優勝は地元の名ある方で、500グラムを超えていたと思う。
兎も角、今年のかほくは暑かった。知ったかぶりで進んだ小道は地獄のようだった。・・・そんな反省をしながら、午前9時には帰路についた。
今週末は同じ石川県で、石川鱚酔会が主催する「第19回石川オープン キス投げ釣り名人戦」に、湘南鱚酔会の仲間4人で参加する。
台風11号の進路が気になるが、今は大丈夫だと前向きに期待している・・・。
釣りの方は、多分、どんな作戦を立てようとも、キスは届かない超遠投の世界にしか居ないだろう。でもひょっとして波間での勝負なんても・・・。
所詮勝負などには加われないことは知っているが、多くの釣り人がフリーの大会で楽しむのは、メーカー大会と違った賑やかさ楽しみ方がある。大いに楽しませて頂きたいと思っている。
石川鱚酔会の皆さん、どうぞよろしくお願いします!!
散々だった かほくの投げ釣り大会!!
投稿日:
執筆者:高澤鱚介