投げ釣り釣行記

能登に、大ギスを求めたのだが!!

投稿日:

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

千枚田で・・平岡プロ撮影

 2日の夜から4日まで、大ギスを求めて石川県能登半島の曽々木海岸、大川浜に行ってきた。
 メンバーは和田満雄さん、平岡順司さんと小生の3人組み。・・そして案内人は、何時も北陸方面釣行でお世話になっている「手取り投友会」の宮本幹治さん。

 午前4時に到着したが、前日までの豪雨の影響が残りウネリもあり、或いは未だ接岸してないのか、残念ながら大ギスは居なかった。しかし、15,6センチ級が2〜3色付近で数釣れ大いに楽しむことが出来た。

 9時にはそこを引き上げ、かほく市海岸に移動・・。途中、能登の白米千枚田を見学してきた。釣行で観光はめったにできないが、小生としては40数年前○○旅行の時に見た懐かしい風景だった。

 かほく市海岸では、各自が5色付近で数尾だったが、和田さん、宮本さんが23センチ級をゲット。

 
 実は、明日4日、かほく市のまち起こしの行事として「かほく四季まつりサマーフェスタ in かほく白ギス釣り大会」が開かれると云う。その大会には、宮本さんを始め彼のグループや北陸の名だたる名人たちも参加するという。
 大会参加は事前申し込みで締め切られているが、飛び込み参加が認められるならば・・・。宮本さんが手配してくれた先から、どうぞ!!・・という返事が・・・。

 ならば、この町に泊まろうという事で、街一番の魚料亭民宿「やまじゅう」を訪ねやっと一部屋取ることが出来た。   この宿は今年開かれるG杯の本部宿となるそうで、大会もここ「かほく海岸」でやることが決まっているそうである。
 風呂を浴び、涼しい部屋で、それこそ食べ切れないほどの魚料理を満喫し、床に・・・。

 翌朝3時起床。4時から受け付けが始まる「うみっこらんど」へ向かう・・。暗い中、受付を済ませゼッケンを受け取る。
 
 ・・・ふと考えた。・・・出場区分に「シニアの部」があった。・・まあ、小生も72歳だし、初めての権利行使でもしてみるか・・・。また、後日の話題になるかも・・・。
 そんなことで・・・、エッ!それは無いでしょ! ほんとですか?・・と云った声も聞こえ恥ずかしさも感じたが、思い切ってシニアで登録を済ませたのである。

 参加者には、投げ釣り界のホープである西向雅之さん、田中利之さん、島野忠寛さん、石田匠さん等、多くの釣友が参加していた。

 大会は、午前5時から8時までの3時間。渋い喰いの中で始まり、小生は相変わらずの下手さ・・・。
 でも、周りの者はほとんど釣れていない。釣れている者でもゼッケンの色は白で、一般参加者であり競争相手ではない。・・そして同属の、濃紺のシニアゼッケンの者は全く釣れてない様子を感じていた・・・。また、隣に座をとった和田さんも、カニの連釣でキスの顔が見えない!・・と嘆いている。
 
 そんな中、居場所を見つけたのだ。・・・正に、波の中だったのである。・・それからは、周りの冷たい目を感じながら11尾を・・!! 新しいキス針「鱚介アブミ」6号で、自信を持って釣ることが出来たのである。
 正直、これなら何とかなるかな?・・・しかし、シニアの部の入賞は1位のみだそうだから、何時ものように選外だろう・・・。
 大会の勝負は重量制で、小生は確か280グラム位だったと記憶するが・・・。

 表彰式までの間に、朝弁として「おにぎりとトン汁」が振る舞われた。これが旨かったのである、一運動した後の空っぽの胃を温め、膨らませてくれたのだ。

 
 待ちは、ほんの3〜40分程度だったろう。やがて、一般の部からの発表があり、釣れない中にも7連8連と釣り上げ、軽く1?を超えた西向雅之さんが優勝した。
 そしてシニアの部の発表があり、何と小生が優勝してしまったのである。何とも小っ恥ずかしさを感じたが、それはそれ、シニアの部、老人部門初参加の記念となったのだ!
 ・・・・これを機会に、これからの大会はシニアで行こうか!!!

 最後に、賞品の抽選とともに、ご当地名産の種無しブドウが参加者150数名全員にお土産として渡された。
 この大会は行政が後押しし、実行委員会が結成され20数年も続く行事だそうで、そのテキパキとした慣れた運営にはとても感じるものがあった。
 
 これからも機会があれば、是非、参加したいと思っている。・・・お世話になった方々に感謝しながら帰路に着き、夕刻には自宅に戻ることが出来た。
 

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

和田さんが・・

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

宮本さんが・・


画像(180x135)・拡大画像(480x360)

これが始まりで・・

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

男は、黙ってカニを喰い睨む!!


画像(180x135)・拡大画像(480x360)

まだ暗い中での受付

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

並んだ釣り人たち・・


画像(180x135)・拡大画像(480x360)

おにぎりとトン汁が・・

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

検量風景


画像(135x180)・拡大画像(360x480)

検量風景

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

優勝記念写真!           左から一般の部・西向雅之さん 小生右から レディ-スの部・沢谷靖子さん ジュニアの部・山本翔太くん





-投げ釣り釣行記

執筆者:

関連記事

西伊豆 仁科大浜

ご満悦な笑み! 二匹目のシロギスを狙って、東伊豆・熱川海岸に出かけてみた。 しかし、・・・釣れなかった。 釣りにとって一番嫌なコチ(東風)が吹き、ウネリも入り波が高かったのである。 6色にも投げてみた。だが、シロギスの反応は全く無く、ハリ盗人のフグだけが元気良かった。  ここ熱川は、先週18日頃を前後して盛期は過ぎてしまったのだろうか??? ・・いや、波けさえ治まれば、マダマダ釣れる筈だと前向きに考えておこう・・。 そんな事で、東風の当たらない西伊豆、仁科大浜海岸に行ってみた。 伊豆半島の…

Loading

石川オープンに顔出し!

アワビのウッドガン・スリム 「ぽっ君」 昨24日、台風で順延されていた石川オープンキス投げ釣り名人戦に、湘南鱚酔会の会友、鬼ケ原克志さん、和田満雄さんの3人で行ってきた。 この大会は、北陸の石川鱚酔会(田中利之会長)が主催するもので、今年で19回目を迎える権威ある大会である。参加者は広く、車のナンバープレートも岩手、岡山、湘南などがあった。 北陸は関東から見ればシロギス天国、それこそ小から大まで数も揃う多くの釣り場に恵まれており、そうした環境下で鍛えられた投げ釣りマンの技術は高く、メジャー…

Loading

平塚海岸、回復の兆しあり!

チョッと小さめですが・・・ 相も変わらず、平塚海岸に通い続けている。一見、潮が濁り嫌な感じもするが、ほんの3色〜1色で20センチ前後のシロギスが釣れている。1週間前は5色とやや遠めでよく釣れたが、その後は局地的豪雨の影響を受けて、濁りやゴミが多く、シロギスよ!何所に行ったのか?と言った状態が続いていた。 22、23日はダメだった・・・が、今日は、なんと直ぐ近場に戻っていた。ただし、相変わらずゴミの浮遊が多く、ゴミとの戦い・・みたいな面もある。しかし、注意さえすれば、ライントラブルや仕掛けが…

Loading

秋深し能登シロギスは元気なり

13日の夜9時、仲間4人で能登の先端狼煙岬に向け出発した。 晩秋から春まで、日本海の荒波は釣り人など寄せ付けない・・が、未だ釣れる!との情報を得て出かけたのである。 今回の釣行計画は、第一日目は半島先 …

Loading

早春の狩野川口野放水路

小さいですが!!と、宇佐美さん」 チリからの大津波情報が明けた今日、静浦湾の口野ヘ行ってきた。例年、4月に入ると18センチ級がかなりの確立で釣れ始めるが、今年は何となく早まりそう。・・そんな気がしている中、釣友の宇佐美さんとブラリ行ってきた。 残念ながら、津波情報のあった昨日、それに対応したのかどうかは分らないが、放水路口が開かれたと言う。それだけなら良かったのだが、前日まで降った雨が多量に排水され、水温が一挙に下がってしまったようである。(地元の方の談) しかし、そんな中でも、求めるシロ…

Loading

2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

アーカイブ