今日、平塚海岸テトラ前で投げてきた。結果はシロギス1尾だけと言った貧果だったが、とても嬉しい出来事があった。
実は、丁度1週間前テトラ群の左で釣りをしたのだが、この時、大事にしていた影山産業ののタングステンシンカーTg18の20号を、ラインの高切れで失ってしまった。 このシンカーは、今は絶版しており、高価で希少性が高く、大変貴重なオモリなのである。同時に、小型で飛びも良く、非力な小生の飛距離を補ってくれる大切なオモリなのである。
小生は、この種のシンカーは全て単ガンに加工して使っているが、ストックはあと数個しかなく、高切れで失ったことは少々痛かった。・・・これを拾ってくれた方が居り、今朝、小生の元に戻ってきたのである。
先に失った際の話は広く伝わっており、探してくれた釣友も居たが、一度切れてしまったオモリは余ほど運が無ければ引っかかってくることは無い。・・諦めてもいたし、忘れてもいた。
そして、その釣友と今日も失った近くで投げていたのだが、釣れもせず竿をたたんでいた中だった。西の方から歩いてきたルアーマンでもある塩川さんが、釣友に「これは使えるでしょ?」と差し出したのが、紛れもなく小生が紛失したオモリだったのである。私のシンカーは針金を切り落として改造した単ガンで、アイの下に足が付いており熱収縮ゴムが被っているから直ぐに分かった。テンビンも、壊れてはいたが「新湘南の0807」が付いている。
塩川さんの話では、これは花水川に近いところで海藻やゴミに包まって上がっていた。・・とのこと・・。 失った地点からは2.5キロくらいも離れている。強い西流れの潮が運んだのだ。紛失してから今日で丁度一週間目の火曜日なのである。 何もかも何と運のよいことか!!
塩川さんも事情を理解してくれ、その偶然性も喜こび笑顔で返却してくれた。 小生自身、小さなことなのかもしれないが、何故か、明日からの釣りがとても楽しいものになるように感じている。・・・このページを借り、塩川さんと探しを手伝ってくれた宇佐美さんに深くお礼を申し上げる次第です。