一昨日、空にモーターパラグライダーが6連の鯉のぼりを付けて気持ちよさそうに飛んでいた。ついつい、キスの連掛けを思い描いてしまう。
ホームグランドの釣り場、どうやらツ抜けが出来るようになってきた。でも、まだまだ、場所も一定しないし、時合が合わないとそうは行かない。日々、努力して通うジモティーに与えられる特権なのかもしれない・・・。
平塚海岸のテトラ群周辺も、少し気合を入れればツ抜けも可能だだが、昨日、今日は馬入河口へ・・。 久し振りに東京スナメを使ってみた・・・が、これに喰ったキスは大きかった。 今朝は、6色に投げ、5色でヒネを5尾ほど釣った。時間的には、雨が降り始めた午前7時頃までの2時間ほどだったから効率も良かった。(写真は3人分)
東京スナメ(関西方面ではチロリと云う)は、生かしたまま保存するのが難しい。小生は未だ「生きの良い」内に「塩漬け」にしている。 最近は、生かしたまま保管するのが難しく、また、歩留まりが悪いのだろう、これを置くエサ屋はごく限られ、あってもかなり高価である。 無駄にしないため、また、数回の釣行なら十分使える「塩漬け」が重宝である。
「塩漬け」の作り方は、Uチューブなどで個性ある方法が紹介されているが、余り手をかけすぎると失敗するから、なるべく簡単に造ることをお勧めしたい。 ・・①中太の東京スナメを冷たい海水に生かし、食用色素の「赤」を適当に入れ、そのまま数時間、冷暗所に置いておく。 ②その後、その赤くなった海水を半分くらい別の入れ物に取り分け、これに多量の塩を入れる。これ以上解けないという迄の濃い塩水を造る。 ③これをエサの①に加える。・・・生きたまま濃い塩水で殺してしまうのだ。・・最初はクネクネ暴れるが、そのままそっと2~3時間、冷暗所に置いておく。
さて、④死ぬと縮んで硬くなる。エサの頭を箸でつまみ、一匹づつペーパータオル上に並べる。終えたら、上からもう一枚のペーパータオルを被せて水分を取る。 ⑤・・20~30分置いてから、ペーパータオルにエサが引っ付かない内に、別に用意した新聞紙に、丁寧に一匹づつ移し替える。そして2~3時間、外気にさらす。空気が通る半日陰が良い。 ⑥これで出来上がりである。表面が少し硬くなった状態になるので、これをプラ容器などに入れ、後は冷蔵庫に保管する。 ⑦実はこのままだと、時間がたつと硬くなってしまったり、黒くなってしまうから、少し濃いめの塩水を含ませたペーパータオルを軽めに絞って、これをエサの上に被せておくとよい。 ⑧使うときは小出しにし、鋏を使って8~10mmくらいに切り分ける。・・後はハリに付けて釣るだけである。
・・・少々、面倒臭さもあるが、時にはこれが特効エサになることを考えると作るのも楽しくなるだろう!!