アップされて無いのは、多分、釣れなかったからだろう!・・・その通りでした!!
沢辺さんが暮れに買い替えた新車「ボクシィ」で、初釣りに同行させて頂いた。乗せてもらう条件はただ一つ、135号線を南下し「釣れる場所」へ案内すること(笑)だった。
しかし、結果から行ってしまうが、頭に描いた「その釣れる場所」に、求める鱚は居なかった。全くダメだった。
先ずは伊豆白浜・・。ここでは小ギスが2尾のみ、相変わらず大型のクサフグに猛襲されてしまった。・・・5人のシロギスの釣果は5尾。
収穫は良く晴れて澄んだ空気の中、広い水平線上に顔を出した美しい「陽の出」だった。
続いて行ったのは、外浦海岸・・。波は無く磨かれた鏡に向かって投げたが、ここにも居なかった。5人で小ギスが10尾くらいだったか?
10時を過ぎた頃、南西の風が出始めた。・・下田湾では幾つかの場所を予定したが、風を避けて出来たのは「まどが浜公園」のみだった。
真冬でも釣れるここには、確かに居た!4人が中小混りで20尾くらい。・・だが、小生は見放されたのか全く釣れず・・!(小さい声で言うが、岩イソメしか持たない小生が悪かったのだ・・。)
昼飯は下田の街中に求めたがなかなか決まらず、迷った挙句、136号線沿いにある「多々戸浜入口」信号機そばの「喜作」に・・。
ここは昔よく通った店で、その頃、スタミナラーメン、カツカレーが程々に旨かったことを思い出した。
皆が迷う中、小生はカツカレーを注文・・・。皆も同調しこれに!!
大分待たされたが、出て来たのは大皿に盛られたボリュウム満点のカツカレー。
・・・多すぎて残した御仁もいたが、小生、やっとのことで平らげた。昔とちっとも変らない味で、一人ラーメンを食べた方も「美味しかった」とのことえある。
40年前から、おばさん二人でやっていた店で、家庭的な味を持った暖かい感じの店である。あっちに行ったときには是非、お薦めしたい店である!
さて午後は・・、風が一段と強くなり、もう釣るのは半分諦め小生が昔から通ってきた「キス釣り場」を案内することに・・・。
136号線を南下し、吉佐美大浜へ。・・波けがあり、大勢のサーファーが・・。
さらにその先、田牛海岸を上から観る。・・・田牛から細い抜け道を通り136号線に出る。
そこから西に向かい、妻良湾を望み、雲見、岩地を見ながら松崎へ。・・・風はさらに強まり、仁科大浜は大波が寄せ全く釣りにはならなかった。
そして最後の釣り場・・・、無理は承知で土肥海岸に行って見た。だが、意外や意外、そこは穏やかだった。
釣り足らずでウズウズして居た5人だ!! 早速、竿を出すことに・・・。
しかし、残念ながら5人で0尾・・・。全くダメだった!!
・・と、云ったところで、帰路に着く。新しい車に乗せてもらい、運転もせず、良く晴れた風光明媚な伊豆半島をドライブさせて頂いた。
釣りにはならなくとも、こうした快適なひと時を過ごせるのは、釣りという趣味と、親しい釣り仲間が居ればこそである。
・・・釣りって、いいなぁ!!! の一言である。・・・
白浜の日の出は美しかった!
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執筆者:高澤鱚介