季節の風物詩「秋ギス」を求めて、西伊豆の仁科大浜海岸に行ってきた。本音はヒネを狙いたかったが、生憎情報も無く、おまけに荒れた後の海は安定しない。
まあ、そんなことで確実に釣れるであろう仁科大浜に行って見たのである。6時頃から昼まで、丸のままフライで美味しい10〜15センチクラスが約50尾ほど釣れた。仲間二人も同じような結果だった。
実はピンギス用にと、昨日、軽量のウッドガン・スリムの「半ぶらテンビンオモリ」を造って持参した。
テンビンの軸もアームも細い0.8?ステンレス線を使い、トライアングル構造から延びる軸にも、アームにも、0.8ミリ用に造ったスリーブを被せて強化し、ブラテン部分は柔らかめに熱収縮ゴムを被せてみた。
今日の釣りは、1色の駆け上がりで喰っていたため、この軽量な半ぶらブラテンでの釣りは見事にマッチした。
アタリ毎に小さく合わせをくれ確実にハリ掛りさせる。オモリが波口に見えるまでこれを繰り返しながらサビくと、時にはすべてのハリに可愛いヤツが付いてくる。
まだ、本格的な秋ギスシーズンには入って居ないようだったが、ここ仁科大浜は時として大物が入ってくることがある。
・・・であるから、今日は岩イソメを持って行ったのだが、残念ながら大物のアタリは全く無かった。ただ、ピンギスとは云えど、まあ、中学生くらいの少し大き目が釣れはしたのが幸いだった。
秋ギスを求めて
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執筆者:高澤鱚介