20日の夜から23日まで、仲間4人で能登半島先端「狼煙漁港」の、大ギスを狙って行ってきた。
最初に言ってしまうが、残念ながら、幾つか投げた砂浜から大ギスには出会えなかった。地元ベテランからの話では、1と月早い、あと暫くで落ちが入ってくる!・・とのことだった。
21日、今回釣行での案内は、鱚介オリジナル工房のお客様でもあり、長らく親しくお付き合いのある「かほく市」の芦原邦一さんにお世話になった。元スイマーで、インターハイにまで出た体格の良い、スポーツマンタイプで、世話焼き上手な御仁であった!!
第一投は、能登の入り口に当たる、かほく市の「白尾海岸」。・・次はなぎさドライブウエイの「千里浜」・・だった。
・・・釣れた!どこでも! ・・ただ型は小さく15㎝から、最大23㎝が間断なく釣れ盛ったが、ただ、長続きしない。距離は4色付近だったが、遠投に長けた芦原さんは7色~6色で、型ぞろいで釣っていた。
・・この日は、「千里浜やわらぎ温泉」に泊まる。・・北陸の幸を味わいながら、芦原さんから差し入れられた日本酒「奥能登の伝統仕込み”宗玄”は実に美味しかった。
翌22日は、一挙に能登の先端「狼煙漁港」を目指した。…能登半島は広い!・・能登里山軌道を走り、珠洲の街を抜け、走れども走れども中々着けない・・。概ね、2時間半掛かり、やっと静かで誰も居ない「狼煙漁港」に着いた!
早速、漁港内を探ったが、最大23㎝で、18㎝級がバラバラっと来る程度だった・・。地元の方の話では、今年漁港内を浚ったそうで、未だキスは寄って居ないのではないか!とのこと・・。止む無く、右手の漁港外の砂浜に移動した。先行していた和田満雄さんが、既に良型含みで二桁を超えていた。すかさず隣に入り、小生もガンガン!僅かなひと時だったが楽しめた。
しかしながら、ここでも長続きしない。再び皆で漁港内に移動したが、その時出逢った地元ベテラン投げ氏の話では、やはり「時期がまだ早い、あと1ヶ月で落ちの荒食いがある筈だ!」‥と聞かされた。
時間は13時を回り、帰路に就く。途中、「垂水の滝」近く、昨年釣行時に気に入った小さなレストラン「つばき茶屋」で昼食。・・「海藻うどん」が絶品だった!!
食事後、そろそろ雨模様!‥曽々木海岸「大川浜」に寄ってみた。ここは能登で屈指の大型が釣れる海岸だと聞く・・。確かにキスは居た。ただ、型は普通サイズの18㎝級、数もまばらだった。‥地元釣師からも、まだ早い!‥の一言だった。雨と夕刻が近づき終了する。
この日は、輪島のホテル「こうしゅうえん」に泊まる。GOTOキャンペーンの恩恵を受け手厚いサービスを受け泊まれ、夕食もいつもと違った贅沢さを味わった! 食事の終わった後、能登の「御陣乗太鼓」の実演に行ってみた。それはこれまで味わったことが無い、実に心の底を揺さぶるような響き・・。大感激! ・・・何時も釣りばかりの旅で終わるのだが、今回初めて、皆さんが味わうような「旅」の気持ちを感じられたようである!!
・・実は、釣行はこれで終了・・。今夜から雨、風も出る!・・・と言うことで、明日23日はゆっくり朝食をとり、「輪島の朝市」なるものを見学することに・・・。
輪島には今は鉄道は無い。昔栄えた輪島の活気は無い。雨天だからか、出店も少なく、売り子も歳よりばかりが目に付く・・。ちょっと思ったのだが、出店のテントは少ないが、こんなに早朝から開店している商店街は珍しい!・・・都会でも、朝の8時から開店は無いだろう。因みに、これを見習って地元商店街を構成をしたら面白いだろう。地産地消と観光産業としての活気も出せるのではないだろうか??
幾つかの、ここらしき土産を買って帰路に就く・・。
コースは、輪島~能登里山軌道~金沢森本インターから北陸道~小矢部インターから東海北陸道~美濃関JCから東海環状道~豊田東JCから新東名~東名~厚木南インター下車‥で帰って来た。
・・次の遠征釣行は、11月9日~12日。鳥取~島根に、やはり良型キスを狙って行く予定である・・。それまでは湘南の大ギスを釣るか、ダメなら、馬入のハゼを楽しみたいと思っている!!