ついに、2月を超え3月に入ってしまった。白キスの釣期はまだ続き未だに記録が塗り替えられている。とは言え、最近になって水温が14℃台が続き、流石に海に向かっては釣果は厳しい。・・が、海に続く相模川河口には未だ「残り鱚」が居るようだ。
何故、冷たい川の水底にキスが居るのかは良く分からない。・・が、恐らく、河口の川底が深く底を這って侵入してくる海水が、沖合の深みにある高水温を運んで来ているのかも知れない。
ただ、ここで釣るには条件は厳しい。河口であり漁船やレジャーボート、あるいはジェットスキーなどが頻繁に出入りする。掛かればラインは切られるし時には人身事故もあり得るのである。また、川には流れがあるから大勢が並べば当然糸絡みなどからのトラブルが生じる。今、ここで釣りをしている方は、お互いに気心が知れた仲間というか、程よい人数で、程よい釣りが行われていると言って良い。・・・まあ、阿吽の呼吸と言うか、互いに譲りあいながら楽しんでいるのである。
余りこう言うことは言いたくはないが、・・・正直言って、ここは釣り場も狭く釣れるポイントも限られているから、熟知しないビギナーや知らぬ顔の方にとっては、中々、そこに交じって釣るのは難しいのではなかろうか!!