暮れも押し迫った中、多くの方は竿仕舞をしてしまっているだろう!・・だが、小生のキス釣りは、天候さえよければ最後の最後まで期待を込めて狙うのが信条なのである。
今日は久し振りに穏やかな日だった。・・快晴、北の風4メートル、波高30cmの平塚海岸である。少し寒かったが先ず入ったのは、最近の情報から平塚海岸中央部のプール下近くだった。5色から2色まで丹念に探った。・・だが全くダメ、フグさえ居ない! 数か所歩き投げてみたが、波口でフグが釣れるだけだった。
・・最後の釣り場としたのはテトラ群の右側だった・・・。ダメなら終わろう!・・と思いつつ投げた一投に、何と、僅か2色で、確実にキスのアタリが入ったのである! 同時に、群れであることを期待し、そのまま待って追い喰いを仕掛けてみたのである!! ・・・で、直ぐにアタリが続いて入った・・、3連であった。
実は、ここに来るまで鱚介アブミ6号、蛍光玉付き3本ハリの仕掛けだったのだが、エサを小さくと思い、ハリを鱚介アブミ5号の6本バリに替えたのである。
当たった!!・・思わぬ結果でもあったのだが、続いて、群れが去らない内にと手返しを早めて攻めてみたのである・・。確かに、2色前後にキスは居た・・・。それから、2連、3連、単、単・・と、ほぼ30分程度のうちにツ抜けをしてしまったのである。・・久々に気持ちも晴れた!!
エサはジャリメ、一度使ったエサは体液?が出払ってしまい海中で匂いが広がらない。水温が低ければ一層そうだろう・・。そんなことを想像しながら、一投ごとに全取り換えが功をなしたのかもしれない。 群れが小さく喰いは長続きはしないが、この群れを追って、言うならば、格言通り「足で釣れ」ば、もう少し釣れたのかもしれない。でも、今の時期、欲張ることも無かろう!
・・・勿論、明日も天候さえ良ければ出かける積りである。