鱚介オリジナル工房

素晴らしや鱚介アブミの茶6号

投稿日:

今、来季用のハリを結んでいる。勿論、鱚介アブミだが、この針が完成するまでのことを考えると、よくぞここまで来たものかと感慨深い。

鱚介アブミの前身は「関東アブミ」、「東京アブミ」と言い、子供のころからキス釣りやハゼ釣りにこれを使っていた。しかし、本格的な投げ釣りに特化しつつある中で、このハリを何とか細地軽量に改良できないか?と老舗「はりよし」さんに提案を重ねてきた。・・そして10年前、やっと念願が叶い、先代の社長さんの理解もあって、また、おまけに小生の「鱚介」を冠に戴いた「鱚介アブミ」と言う名称で、全く新たなハリに生まれ変わったのである。・・・・そして、今や4号から6号まで、青焼き、茶焼き、黒焼、ケームラ、ケームラフッ素コート等々と多種類が製品化され、ファンも徐々にだが増えている。

200本を一挙に巻く

実は今、冒頭に記したように枝バリを結んでいるのだが、新しい茶焼き6号を開封して驚いた! これまでには無かった「茶焼き」で、金と銀を混ぜたような美しい色合い、肌はすべすべ、刃先の鋭さは抜群!!なのである。・・暫く前に仕入れたのだが、今頃になってやっと分かったのである。

思わず、進化したこの「鱚介アブミ」に惚れてしまった。・・感激さえ覚えたのである。今季はもう使えないと思うが、新しい年、新しい季節に使えばきっと釣果も上がるような気がする。

多くの方は、今から来期に備えての仕掛け造りをすると思うが、是非、この「鱚介アブミの茶焼き6号」を使ってみて欲しいのである。工房からの宣伝とはなるが、そんなことを超えてお勧めしたいキス専用のハリなのである。

 

Loading





-鱚介オリジナル工房

執筆者:

関連記事

FPシンカーに「フジタン」も!!

 FPシンカー(Foamed Polystyrene Sinker)の第3弾として、タングステン素材の「フジタン」を造ってみました。 高価なため、根回りで使うことはモッタイナイとも思いますが、より遠投したい! より遠方からのアタリを取りたいと云った、言わば、ベテランキャスターの贅沢品かもしれません!! 遠投の世界に誘うFPシンカー「フジタン」は、冨士タングステン・デルナーをベースとした発泡オモリです。 全てに、集魚効果を持つと云われるアワビを貼るとともに、持つこと、使うこと、の喜びを感じら…

Loading

テンビン「真打ち」・・のこと(2)

道具(左から?〜?) モノを作るには、まず、使う道具(冶具)をきっちりと整えること、そして適切な材料、部材を揃えることである。残るのは職人的腕前であるが、兎も角、数をこなして経験を重ねることだろう。 小生はまだ職人の域には及びもしないが、諦めずに最後までやり遂げようとする頑固さは持っている。これを繰り返すうちに、自分なりに納得できる確率が高まっていることは事実である。  そこで、今回は小生が使っている道具(冶具)と材料、部材について紹介しよう。(自製の場合、道具、材料は手に入るもので良く、…

Loading

竿立て、まもなく完売です!!

アワビ巻きで化粧 鱚介の竿立て、アワビ巻きの最終バージョンは間もなく完売となります。在庫数は10本ほどです。完売後、再び復活することはありません。恐らく、他のメーカーには造れない逸品でもあります。 こ …

Loading

発泡オモリと発泡テンビン

少し重めの鉛と発泡の一体型 昔、何種類かの発砲オモリを造ったが、中には沖縄で32センチのホシギスを掛けた20号の発泡海藻オモリがあったことを思い出す。 その後、これをメインに使う事も無く忘れていたが、最近、南伊豆に通うことが多くなったり、超チョイ投げに向くもの、近場のキスを楽しみながら狙おうと、ここに幾つかの発泡系のオモリとテンビンを造ってみた。 発泡材は色々な径のモノがあるが、基本的には、使うオモリのサイズと同等なものを選ぶ。 鉛の重さと発泡材とのバランスは大事だが、これを机上から数値で…

Loading

工房はまだ活きてますよ!!

ステッカー造りました!! ず~とのご無沙汰でした。8月に閉鎖した鱚介オリジナル工房は、多くの方からのご要望で今も健在しています。 ホームページは閉めましたが、メールアドレスはそのまま「kisuke@m …

Loading

2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

アーカイブ