午前5時待ち合わせ、早朝の4時間ほどを湘南平塚海岸で投げてきた。
私にとって、今日が今シーズンの幕開けになるのかもしれない。結果はたったの2尾であったが期待した通りの21、22センチの良型だった。同行のジャンボ二宮氏は一人ツ抜け、良型5尾をゲット。久し振りに楽しめたひと時だった。
昨日、孫娘の水咲を連れて、秦野市の水無川上流にある県立戸川公園に遊びに出かけて居た。新緑と澄んだ空気がとても美味しかったが・・、しかし、温かく風も無く天気は良し、海もさぞや??・・と、矢張り釣りが気になっていた。
そんなことを思いつつある時だった、誘いをかけていたジャンボ二宮さん(二宮秋雄さん)から携帯電話のコールを受けた。「大磯海岸が釣れているようだ、明日はそこでどうだろうか?」とのこと。即決し、二の句も告げずに同行させてもらうこととした。
帰宅し、新しい仕掛けの点検している時だった、平塚海岸の何時もの仲間「日々釣老会」の田中会長さんが訪れ、「平塚海岸で20センチ級が20尾も釣れたョ!」と云うのである。・・そうか、どこも釣れ盛ってきたか!!と安心もしつつ、明日の大磯海岸にも期待を覚えるのであった。
夕刻、ジャンボさんにエサを仕入れたことを知らせたのだが、彼曰く「今日の大磯は良くなかった」と言う。ならば、情報に従って平塚にしよう!!と、急遽変更したのである。・・新しい情報に従って行動することが、投げ釣りにおいては鉄則みたいなものなのだ・・・。
午前5時少し過ぎ、ビーチパーク下のテトラ群左に座を取り、期待を込めて釣りを開始する。しかし、数投しても何の手ごたえは無い。暫らく後、ジャンボさんの釣友「藤波君」と私の釣友「下島さん」が加わる。だが、彼らにも魚信は伝わってこなかった。止む無く皆で散り、様子を探ることに・・・。
私はテトラ群の右に移動。そこに居た、昨日も来たという釣友に様子を尋ねて見た。「確かに昨日は20尾はいた。ただし3〜4人合わせてだよ!」と言う。良くある話しではある・・・。
暫らく後、探り当てたのは下島さん。小型ながら一荷できたとのこと。直ぐに、そばに移動してみた。いた!!・・距離は5色近く、かなり強いアタリだった。慎重にあげると、待ちに待った21センチの良型のシロギスが付いてきた。それきた!っと、ジャンボさんに携帯で連絡する。
実はそれから暫らくの間、ジャンボさんに異常事態?が起きたのである。・・・「6色付近だ!」と言いながら、連続して20センチ超をバタバタッと5尾も・・。一尾は、24センチもあったのだ。誰にも釣れない最中に、ウッドシンカーを付けて、何時もの超遠投で「場外」を釣る。正にジャンボさんらしい釣りであった。
ただ一言、嬉しいことを言ってくれた。「鱚介オリジナル工房の“鱚介スペシャルテンビン”は良い!」と私の手造りテンビンを褒めてくれたのである。ちなみに、そのテンビンは、軸長8センチ、周回転するアーム長30センチの木錘専用の試作テンビン(写真:販売予定は無い)である。そして、すべての釣果を私に預けてくれたのだ。
GWの平塚海岸
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執筆者:高澤鱚介