久々の釣行アップで〜す!!
この間、良くはない、釣れもしない釣りを重ねていた。
誘われて乗った遊漁船でのキス釣りは3回だが、シロギスは一体何処に消えてしまったのか??といった結果だけが残った。1日粘ってもツ抜けが出来ず、良型のメゴチが釣れるのだが、どれもカルキ臭くてクーラーに入れられず。・・といった具合。
投げの方も、・・・5回ほど行ったが、これも良くなかった。ただ一度、「磯・投げ情報」の取材で、若手の岡田憲哉君と出向いた南伊豆下田爪木崎で25センチを頭に良型を10尾ゲットした事ぐらいだ。
この日は、熱川海岸を目指したのだが、東の強風で波が立ちダメ。・・ともに、2尾を釣って諦めた。
その後、東風の当たらない釣り場がどこかに無いかと辿った先が、過日、村越正海さんと行った爪木崎のワンド。
三方山に囲まれたこの地でやっと竿を出せたのだ。・・・この模様は、8月25日発売の「磯・投げ情報」に掲載されるのでここでは割愛する。
そして今日、釣友の沢辺夫妻と熱川海岸を目指した。「磯・投げ情報」の市岡啓子記者から、1週間遅れで群れが入ったようだとの情報がもたらされたのだ。例年どうりのパターン、お盆のころの蒸し暑い日が続いた時だ。
午前2時30分平塚を立ち、熱川海岸着は5時少し前だった。まだ暗い中支度を整え準備万端、明るんだ5時ころから釣りを開始。・・・場所は海水浴場の左側。情報を知った釣り人が多いとみたが、濁川側に3人が後から入ったぐらいであった。
沢辺さんが、直ぐに20センチ級をWでヒット。続いて小生にも・・。真夏のこの頃を信じ、情報を得ての再チャレンジである。その感触から、今日こそ間違いなし!!と見た。
暫くの間、1尾2尾と釣れ続いたが、・・・ここは、過去に何回も大釣りをしているが、その時の感触とは少し違う。連が無いのだ。しかし、3色付近がポイントと掴めた以降は、3連、4連と、シャープなアタリが間断なく続いたのである。
ここは大型のフグも多い。キスとフグが7本バリに交互に付いてしまった時などは、振出竿はまっすぐ前に突き出し、直巻きでないとリーリングできないほどだ。
8時ころ、雨が・・・。ここは海水浴場、海水浴客などは居なかったが9時に終了した。
早出、早上がりは真夏の釣りの常識でもある。3人ともそれなりに久々の釣果に喜び帰宅した。
数を数えたところ18〜23センチが33尾だった。沢辺さんは50尾に近く、奥さんも20尾に近かったと思う。
今日は、型も良く、数も良く、久々に満足できる釣行だった。台風や大荒れが無い限り、当分の間は釣れる筈。もし釣行されるなら、海水浴場だから、早朝から9時ころを目標に、また、ハリ付きの仕掛けなどは絶対に残さないでほしい。早朝なら駐車場は海岸沿いに無料で停められる。
ちなみに今日の釣りスタイルだが、竿はキャスティズム振出の20号。リールはトーナメントサーフ35。ラインはPE0.6号。テンビンは「真打ち‐赤」に、オモリはウッドガン・スリムの23号。仕掛けは、高知の釣友山中さんから頂いた自製仕掛け巻きにまかれた「極軽7号、チモト蛍光塗りの7本バリ」だった。
付け加えたいのだが、先に我が工房から出したテンビン「真打ち」が、その威力を発揮してくれた。
使ったのは柔らかい「赤(0.8m軸/アーム)」で、飛行中での絡みは全くなく、サビいても、魚が掛っても絡むことは無かった。また、食い付きは良くアタリの感触は1尾、1尾と、追い食いするその様を明確に伝えてもくれた。リーリング時はオモリを浮かせ、底を切って水中を走る。だから波口の巻波にも左右されずに、ブレずに上がってくるのであった。
我ながら、こんな凄いテンビンって、今までにあったろうか?・・と思うほどだ。今更、と云って良いのか分らないが、改めて投げ釣りの面白さと云うか、アタリの凄さに感じ入った次第。
[・・決して売り上げのための宣伝ではありません。ともかく、使ってみてその楽しさを知ってほしいのです。]
真夏は伊豆熱川海岸!!
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執筆者:高澤鱚介