先に、アワビシートを貼った「ウッドガン・メタボ-アワビ16」を試作し、欲しい方にお譲りしする旨を発表した所、いち早く、10名の方から申し込みがあり、また、タックル・アドバイザーの皆さんにもお渡ししたため、この試作品は全て捌けてしまった。
その後、デザイン等を確定し、今、70個限定で本格的な生産に取り組んでいる。
実際にこの「アワビ-16」を使用する季節は、まだまだ先だが、仕上げに手間がかかるため今から作り置きしなければならないのである。
アワビのカラーは数種あるが、ウッドシンカーに効果的と考えられる、ナチュラル系、ブラック系を当面採用することにした。また、塗装は、2液性の硬度に固まるエポキシを使用し、ウッド部分は2度塗り、アワビ部分は3度塗りをすることとした。
同時に、下処理に、ゴールド、シルバー、レッド、ブルーなどのポリエステル粘着カラーテープを貼り、反射効果を高めることにしのである。これによって様々なカラーバリエーションが生まれ、見た目にも美しいモノとなった。
なお、前にも書いたが、これがどのような効果、効能があるかは正直言って分からない。
数年前からアワビをフロート部分全体に貼ったシンカーを使っている方の意見では、確かに「アワビ貼り」は集魚効果が有ると云う。ただ、ハチマキ状の当方のモノが、それと同じであるか否かは分からない。
今シーズン、実際に使って頂いた方の意見を聞きながら、更に完成度を高めていきたいと思っているのだが、当面、オモリは25号、27号をメインとし、30号は重すぎるため止めることにした。
なお、「アワビ-16」の単体での浮き具合だが、25号は直立、27号は40度角に浮き上がる。いずれも、巻き取りは軽く、海底では潮に動き、自然の流れに仕掛けが漂うものと想定している。
(事前販売は終了しました。本格発売は、5月上旬から行います。)
メタボ-アワビ16 準備中
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執筆者:高澤鱚介