年賀状あれこれ

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正月、三が日が早過ぎ、もう5日目を迎えた。年賀状の交換もほぼ終了である。元気を伝えるもの。孫や家族の幸せを伝えるもの。老化を嘆くもの。釣果を誇るもの等など、何れも嬉しいものが多い。逆に、出したが返信されて来ないものもある。何らかの理由があるからだろう。病気か?破産か?別離たか?或いは、嫌われたか?・・ただ、そうでないことだけを祈りたい。手違い、思い違いで私自身が返信してないかも知れないから・・。さて、戴いた年賀状の中から、心に感じた幾つかを記録しておきたい。先ずは、やはり幸せを伝えるものであろう。7人の孫に囲まれた写真付きで、「俺が、俺がの我を捨てて、おかげ、おかげの、げで暮らす。」と伝えてきた東京の学友。最近、家族の写真付きを戴くが、語らずとも幸せが伝わってくる。ただ後々、処分が出来ずに困るのが・・難点だ・・?これとは逆に、寂しさ、心配を伝えるものもある。「長いことお世話になりました。十月で店を閉めました。」と、役所時代に通った関内の飲み屋さんからのもの。ただ、末尾に「新しい仕事を見つけ出発しております。」が、ホッとさせてくれた。その頃一緒に通った後輩から、「〇〇亭が閉店して残念です。」とも伝えてきた。また、「母は病気以来、別人のようになってしまいました。」と、学友の妹さんからのもの。高校時代から家族のように接してくれたお母さん。昨年、お尋ねする約束をしたのに未だ果たせずにいる。是非、早い機会に見舞いたいと思っている。面白いのが「おいしい肉まんで、又、太りました。今年もすてきな出会いを大切にしていただきたいですね!」・・二年前、四国今治から息子の遺骨を持ち帰るその前夜に立ち寄った、レストランの女将さんからのもの。翌日、車での出立にも最後まで見送ってくれた方である。傷心の私たち夫婦に対する慰めの言葉と、接する態度は今でも強く心に焼き付いている。以来、交際を続けており、暮れに送った肉まんの美味しさと、一期一会の大事さを教えているのだと思う。こんなこと書くだけで、恥ずかしいが涙が出て止まらない。面白いなどと云ってはならないのかも知れないが、元気を送ってくれているのだと思っている。矢張り多いのが、「釣りに関する」もの。特徴的なのは写真付きのモノだ。どれを見ても、必ずといっていいほど釣果を示しながら、誇った顔をている。同時に、その写真は元気を伝えるものでもある。そう云う私も顔はマズイから出さなかったが、メーンは、四国高知で釣った尺ギスと大磯海岸で釣った、膨らんだフグだった。また、文は色々である。私を気遣って「キス釣りは下手ですが、他魚はまずまずです。」とか、「キス不振の年にも拘わらず、尺ギスの成果には驚きました。」、「尺ギス、俺も釣ってみたい〜!!」、「今年は38センチを釣りに行きます。」等といった、私の写真に刺激された返信もある。「歳を考えずに釣りに行きます。」、「釣老会で楽しい釣りしましょう。」、「今年は、月一回ペースで、百尾を越えたいものです。」、「昨年は840尾、今年の目標は1000尾です。」、「広島でも釣りに行く余裕が出てきました。」・・このように、中には大いなる願望を示しているものもある。一方、ごく真面目に、「今後も東西の交流が盛んになり、不要(不毛)な対立が無くなっていけば良いですね。」といったものもある。また、環境問題やボランティア活動に触れるものもある。「横浜市内のオオタカの繁殖地の何れもが、そろそろ森林が狭くなったよう。これからどうなるか注目してます。」、「昨年、庭のハナミズキにメジロが巣作りし、無事、3羽のヒナが育って飛び出していきました。」、「環境汚染が進んでいます。・・・地球環境を創るために、私の残された時間を使って生きたいと思います。」・・さらに、釣りインストラクターを始めとして、NPO,NGO等での活動状況を伝えるものも多々ある。最後は、最愛の孫「水咲」からのもの、2日に行きます。レジごっこで遊んでください!!」・・残念ながら風邪で来られなかった。今週末には来るだろう。また、3年前に仙台に転勤した娘夫婦から、「帰れない。3月には東京本社に転勤で戻ってくるから、その時に遅い正月をね!」と言ってきた。ああ、良かった。私たち夫婦の本当の正月はこれからだ。こっちが風邪など引かぬよう楽しみに待つことにしたい。マダマダ沢山、記することはある。長くなるからこの辺で止めるが、今の世相を心配する一方、ともかく頑張ろうと元気を示す後輩たちの賀状が多かった。幸いなことだ。フッと、来年の年賀状を考えてしまう。だが、何も今から心配することは無い。答えは、これらの年賀状が今教えてくれている。

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