先日の、船による「シロギス釣り放題会」で44名中トップに立った久保秀一さんの仕掛けが話題になっている。覚えていた釣友から、「久保さんは、皆と違った不思議なテンビンを使っていた。」と言うのだ。 そのことを久保さんに話したら、「いやぁ!腕ですよ!!」ッと、軽くいなされてしまったが・・。 実はあのテンビン、我が「鱚介オリジナル工房」の作品なのだ。幾つか造った中の一つで、久保さんの意見を取り入れ特別注文で受けたものだ。 小生も、何回かの出船の折に確かめ効果は充分感じていたのだが、しかし、製品化して販売までしようとは考えていなかった。・・・しかし、である。・・売れる売れないかは別として、こんなものが通用すれば面白い。・・そんな事から、ここ数日は、この「船用」造りに没頭してきた。そして今日、やっと50組が完成した。 手が込んでおり数は少ないが、一応発売にこぎつけた。投げ釣りマンには関係ないかもしれないが、何時か船でシロギスを狙うような機会があったら、是非お試しいただきたいと思う。 売値など詳しくは、鱚介オリジナル工房ホームページで・・・。・・と言う訳で、以下にPR版を掲示しました。「船用・鱚介テンビン」の誕生です!!(PR版) 投げ釣りマンが丹精を込めて・・船用の、キスを始めとする小物釣り用のテンビンを造りました。「船用・鱚介テンビン」は、200メートルにも近い遠投でも絡まず、僅か10センチの小ギスのアタリさえ感じ取る“投げ釣りの世界”をそのまま船用に置き換えたものです。種類は3種で、S(13?)は浅場、L(17cm)は深場、M(15?)は共用です。 特徴は、ラインから仕掛けのハリ先までが直結になるよう、また、食い込みをダイレクトに感じ取れる「外付け半遊動方式」を考案しました。遊動範囲は約50ミリで、これによってエサを吸い込む時点から食い込みまで、ほんの僅かなアタリをも逃しません。 もう一つの特徴は「絡みにくい」事です。投げ釣りからの教訓を得て、投げても、直下であっても、また、食った魚が暴れても仕掛けが絡みにくい実釣からの設計となっています。 部材は、医療用に使われる高級ステンレス:0.7ミリを採用。遊動部の結合はスリーブで締め、ハンダ止めをし、さらに熱収縮パイプで保護しました。 オモリの付け替え部分は、敢えてスナップ付スイベルを止め、UGの「ダニッシュオンリー」を採用しました。スイベル付きは、オモリの飛行中、あるいは落としこんだ際に、勝手な回転を生じて絡みの原因を作るからです。 また、仕掛けラインの結節部には、UGの専用ハリス止めを用いました。 船のシロギス釣りは3月ころから盛期を迎えます。どうぞお試し頂き、良い釣りをお楽しみ下さい。 鱚介オリジナル工房