発泡スチロールを胴にまいたFPシンカー、下田の福浦堤防でも真価を発揮してくれた。 底に落ちてからの動きを想像すると、少し頭を持ち上げてテンビンを浮かせ、少しのサビキで海底をそぞろ歩きをするような動きが目に浮かぶ。 潮の動きに仕掛けが流れ、自然の状態でエサが漂う。・・・そして、パクリ・・と! この日使ったのは、鱚介工房で造った最も高価な、富士タングステンデルナーを改造したFPシンカー「フジタン」の上部に羽根(翼)を付けた「ヨクバリ」、キャプションの一番右と同型の25号だった。 お客様の注文時に自分用に拵えたもので、贅沢を承知で試行している次第・・。 下の写真は、FPシンカーの「フジタン」と「フジタン-ヨクバリ」で、アワビを貼りエポキシ樹脂で表面を塗装しているものがオーダーで造った商品である。 自分自身としてアワビ貼りの効果は計り知れないが、今、多くのキャスターが好んで使っている。 アワビ貼りは、造るのに時間と手間がかかるが、持つ喜びも感じられる。でも、いまだに、根に喰われはしないかとケチな気持ちが動くのも正直なところである!!