昨日、恒例となった村越正海さん主催の「2017忘年カワハギ釣り会」が、三浦半島小網代の船宿「丸十丸」で行われた。 参加者は48名。夢枕獏さん、北方謙三さんを始め、正海さんとお付き合いある各界の重鎮たちばかり、その広い交友がうかがわれる。 午前8時頃、18名づつが3船に乗り込み出港。小生は、くじ引きによって左隣が村越正海さん、右隣がFM横浜のパーソナリティ井出大介さんで、この二人に挟まれての釣りとなった。 小生、相変わらずの下手くそを自認しながら、スピニング和竿での挑戦である。 実は、このスピニング和竿を最初に始めたのが村越正海さん。そして本年10月の「和竿によるカワハギの会」で自作の和竿(横浜竿「汐よし」で修業)を使って優勝したのが井出大介さんなのである。 二人に挟まれた小生、決して緊張した訳では無いのだが、釣れない・・。何としても、釣れない。二人は順調に釣れて居るのだが・・・。終了は午後2時である。しかし、小生は何と情けない、1時までに釣れたのはたった3尾のみ!! 使っていた仕掛けを新しいものに変え、これでダメなら、もうカワハギ釣りは辞めようか??・・そんな思いに駆られてしまったほどである。 だが・・、が、始まった。・・心機一転の第1っ投、仕掛けが底をついてツィッと上げると、カワハギ特有のアタリが入ったのだ。 ・・大きさは大したことは無かったが、3尾目をゲットし一安心。・・が、それからが信じられなかった。入れる度に釣れ、連続7尾を釣ったのである。自分にとって7連荘は初の経験であった! ・・10尾になった時、思わず、ああ疲れた!・・ホッとしましたよ!! ・・それを聞いていたお二人、こっちの方がホッとしましたよ!!・・と、釣れなかった小生をずっと気遣って居てくれたのだった。 ・・まあ、そんなことで、ある意味、カワハギの本当の難しさを学ばせてもらったのである。釣れなかった原因を無理やりこじつけるのならば、最近のハゼとキスの爆釣好釣果に慣れてしまった感覚が、悪い方に及ぼしたのかもしれない。 何れにせよ、カワハギ釣りは難しいが、楽しい釣りである!!参加の皆さん、主催の村越正海さん、ありがとうございました。