鱚介オリジナル工房

海荒れてテンビン造りに専念す

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今朝も4時起きで海に出かけたのだが、ウネリと濁りで即退散してきた。実はこのところ「スピードデルナー/半ぶら」に気を取られていたが、何故か今年は「「真打ち-アグレ」に人気が出ている。直線系のテンビン「真打ち」のアーム部分を折り曲げた形で、アタリが和らぎ、食い込みが良いように感じるテンビンである。

釣りでの楽しみは「アタリ」であるが、魚が小さくも大きくも、そのアタリを確実に感じられ、食い込みが良いテンビンが欲しい。

正直言ってL型のテンビンオモリは、実にアタリが取り難い。‥だからそんな方には「半ぶら」が好まれる。・・・でも、テンビンとオモリは直結せずに、セパレート型の方がアタリは明確に取れる。・・さらに、使うテンビンの形がL型よりも、直線形の「真打ち」型の方がダイレクトに伝わる。

実はこの「真打ち」だが、余りにもアタリが強く、バレが多い!・・と言う方もいる。・・そうした方には、アームの途中を折りまげるようにしてもらった。

・で、あるならば、最初から「真打ちテンビン」のアームの途中を折り曲げ、クッション性を持たせたモノを造ってしまおう!!

・・・そして、出来上がったのもが「真打ちーアグレ」(aggressive)である。線材はSUS304Hで、線径0.9㎜、1.0㎜、1.1㎜の3種を造っているが、一番人気は今作成中の、3種の中で一番硬い「1.1㎜径」のモノである。

・・・予約して頂いて居た方、どうもお待ちどうさまでした。間もなくお届け致します!今しばらくお待ちください。

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