明けましておめでとうございます。
皆様方には良き新年をお迎えになられたことと思います。一年が経つのは本当に早いものですね。・・でも、振り返ってみると沢山の新たな出来事に会いました。
一番は、何と言っても我が人生でもある「鱚の投げ釣りを日々に渡って出来たこと」です。遠征はそろそろ諦めねばと思っていましたが、良き釣り仲間が居て、大好きな能登半島に2回も連れて行って貰うことができました。おまけに、沢山の大鱚を釣ることができたのです。(元日の昨日から、この能登半島が壊滅的な天災に襲われています。唯々、無事を祈るばかりです。)
もう一つは、良くない出来事でした。パソコンを通じての特殊詐欺に遭ったことです。今でもその時のことを強く思い出しますが、最近の新聞紙上には同じような被害が多発していることが報じられています。被害者は決して私のような老人ばかりではありません。こうした詐欺行為をストップするような装置が早く出来ればと願う次第です。
後は、小生が育った二宮町にある「浄土宗円海山知足寺」から、女房共々生前法号(生前戒名)を授与されたことです。寺の墓には32歳で逝ってしまった息子と母親が眠っています。直ぐに行くことは望まず、まだまだ長生きしてからと思いますが、いざ!と言う時の安心です。
最後に、冒頭に記した”我が人生は鱚の投げ釣り”に関したことです。今、「チーム茅ケ崎」と言う相模川河口の柳島をホームとする十数人の釣り仲間が居ますが、これまでは小生が一番の長老でした。しかし、この夏から、2歳年上の先輩釣り師とお付き合いさせて頂いています。小生より遥かに元気老人で、近場のキスの投げ釣りには目を見張るような技を備えているのです。・・・最近、自分自身何か気が楽になったように思います。・・・定かなことでは無いのですが、元気な、この2年先輩の後を追いかけていれば良い!と言う、・・・そんな気ままな安心感を覚えるのです。
もう一つありました。・・・実は3年前から、80歳の手習いと言うか俳句教室に通っています。釣りから感じた様々をブログに書くだけではなく、何とか「五・七・五」にして見たかったからです。まだまだ上手くはありません。・・・が、最近やっと ”らしいもの” が詠めるようになってきたように思います。
そこで今の一句を、・・・「落鱚や深きにじっと餌を待ち」・・ ご批評ください!
今お付き合いいただいている方全て、お互い一緒に歳を重ねています。何方さまもどうぞ悔いすることなく、本年も引き続き元気で健康にお過しになれますよう心からお祈り申し上げます。
2024年 令和6年 元旦
高見澤佑介(高澤鱚介)