釣りを楽しむ釣り

鱚の季語は夏・鱚の旬は?

投稿日:2022年8月8日 更新日:

昨日、予期せぬ雨に祟られてすごすごと逃げ帰ったのだが、その後すぐにヒネ鱚が好釣だったと電話をもらった。4色内で、かなり釣れたらしい。潮は午後に向かって上げ始めで、時合もよかったようだ!

・・で、今朝は、5時ころ釣り場に着いた。昨日の分をも楽しみたい・・。4色に第一投する。・・すぐに小気味よいアタリが入った!! ・・20センチを超えた正に旬の鱚だった!!

今日釣った鱚は、ちと事情があって持ち帰りたい・・。いつもの和田兄やんに手伝ってもう。・・この日は小生も快調に釣れ続け、兄やんは3点、4店と連を重ねていた。

10時にはもうクーラーは満タン!! 早上がりし、帰宅・・・。数えたら44尾の大量・・・、久々に満足感を覚えた!!

二人分さて、これを料理・・。用意は、俎板に小出刃、冷たい水・・。まずは鱗をとって、頭を切り落とし、腹を捌き内臓を丁寧に取り出す。冷たい水に塩を適当に入れ、魚体と腹内をきれいに洗う。水気を拭き取ってボールに一時保管。・・次は丸棒になった鱚を3枚に下ろすが、特に背びれや腹骨が残らないように注意する。…一応、これでテンプラやフライなどのタネは出来上がりだ。

実は、小生はこれからが本番・・。「鱚の昆布〆」である。造るのは難しくはないが、一番大事なのは使う昆布である。我が家では、函館の専門店から「おろぬき昆布」を取り寄せている。言うなれば昆布の若芽で、出来上がった鱚とともにそのまま食べられる柔らかい昆布なのである。

調理だが、三枚に下した鱚をボールに入れ一握りの塩を振りかけ、軽くかき混ぜ、3~4分置く。それに多めの生酢をドバッと掛け、塩をよく洗い流す。(酢漬けではないことを意識して!)・・未だ酢気の水分が付いたままの鱚に、事前に鱚の幅にカットしておいた昆布を混ぜ合わせる。・・暫くすると、硬かった昆布がしっとりして来るから、別に用意した容器に、昆布と鱚を重ね合わせながら漬け込む。・・・これで作業は終わりだ。・・・冷蔵庫に入れて、2~3日後からおいしく食べられる!! 冷蔵庫に忘れられ、色がべっ甲色になったものをお茶漬けにしたことがあるが、これは絶品だった!! ・・・生酢で洗った効果か、日持ちは良い。

 

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