実は、昨日の釣りを、このブログに掲出ことに少し抵抗を感じていた。しかし、写真を見ればここが何処かは分かってしまう。・・抵抗を感じたと言うのは、一言で云って「危険を伴う釣り場」だからである。
危険と言うのは、ここ相模川河口(馬入川河口)の堤防は、本来的には馬入川の中央部を仕切る「流導提」で、風に弱く、少しの荒れでも波を被ったり、川が増水すれば洗われてしまう。今は、中洲からの砂で繋がっているから出入りできるが、誰にでも勧められる釣り場ではない。
堤防は幅が1メートル程度と狭く、東側には提に沿って杭棒が並ぶ。沖合には10メートルほど伸びているが、釣れる場所は先端付近だけで、入れる人数は数人に限られる。水面からの高さは低いが、その分波の影響を受け易い。投げる東側は海岸からの投げ釣りと交差する。また、西側は正に川の中で、ボートや漁船が通行する。・・・そんな釣りづらい堤防でもある。
そんなことから、ここに来る釣り人は、地元で状況判断が出来る方に限られる。実は、我々投げ釣りマンもめったにここに立ち入ることは無く、主としての釣り場は海岸となる。・・・偶々、今は渇水期で川の水量が少なく、海の方も北風に海面が抑えられ静かな日和を選んで釣りに来るのであって、それも決して一人では来ない。
そんなことから、正直言ってブログを読まれても、決してここには近づかないで欲しいと言うのが本音なのである。仮に、釣り人側の無責任な行動で事故でもあれば、たちまちの内に釣り禁止、立ち入り禁止の措置が取られることは必定である。
そんなことなら、何もブログに書くことは無い!とお叱りを受けることは必然であろう。ただ、釣りとは、釣り場とは、こうした場面は多々あること。・・で、釣り人としての立場から、危険を承知することの大切さ、危険への自己責任の負い方などを学ぶきっかけになればと思い、あえて書いたのです。・・ご理解を!!