昨晩は早寝した。 早朝の釣行を予定していた訳ではなかったのだが、・・3時頃、目覚めてしまった。昨夕受けた、釣友下島伸一さんからの電話情報が気になっていたのだ。
日曜日、釣れたそうである。・・熱川の小堤防で・・・。 1週前は、既報の通り海は荒れてダメだった。・・が、大小混ぜて32尾だったとのこと。
ならば矢張り、リベンジしようか!!・・床を抜け急いで支度を整え、3時30分家を出る。エサ屋は開いてるわけが無く、途中、東京スナメとジャリメを自販機で買う。
行きかう車も少ない。[・・ここで、真鶴有料道路の嬉しいニュース。真鶴新道の通行料は県道のため、ETCも使えず310円と高い。また半端な10円が面倒くさい。・・これが一挙に200円に値下げされたのだ!!! おまけに、旧道は100円だったが無料となったそうだ。]・・今どき狐につままれたような気がするが、兎も角嬉しいではないか!!
5時少し前に熱川着。昨日良かったと云う、海岸左、シーサイドプール下の小突堤に入る。未だ薄暗く、サルカンに仕掛けを通すのに苦労・・。4本バリに、ジャリメと東京スナメを交互に付けて第一投。
凪た海は静かで、水は透明すぎるほど澄んでいる。斜め右側の4色で、強烈なアタリが入る。しかし、抜けてしまった。そのまま待つと小さなキス特有のアタリが・・、上げてみると、矢張り12〜3センチのピンギスだった。
どうも様子が違う。数投するがどれも小さい。直ぐに場所を移動する。・・濁川の左にある砂浜に行ってみた。ここでは、川から流れ出た濁りが少しあるが、例年一番の好ポイントである。キスは居る筈だ。確かに、2色付近で20センチ級が続けて2尾釣れた。しかし、後が続かないのである。
諦め、右側の、1週間前までは海水浴場だった大浜に行ってみた。・・鱚介テンビンとウッドガン・スリムの組み合わせは強烈なアタリを伝えてくれる。・・・今度こそ大丈夫、23センチが来た。そして続く数投は、皆、20センチオーバーである。魚体はシロギスの白というより、“銀色でパールピンクに輝く”といったほど美しい。
やはり歩くものだ。リベンジ成功!・・と、そっと一人ほくそ笑む。
そうした最中、後ろに1人の投釣りマンが来ていた。状況を伝えると、隣に入らせてもらってよいですか?・・お願いします!と云う。かなりのベテランらしく、釣り始めて間もなく、2点、2点と連続して上げる。少し離れた小生に向かって、嬉しそうに挨拶もしてくれた。
その後、大浜と言えど、さして広くも無い砂浜を移動しながら攻めてみた。キスが居付くポイントは全て2色のカケアガリだった。ここでの釣果は10数尾になったと思う。
食いが薄れた頃、再び最初の小突堤に行ってみた。早朝とは若干異なり、少しは居るようだ。先端から180度投げてみたが、やや左手の伊豆大島方面の2色には良型が、右側の大堤防方向では、4色投げて小さいものが数釣れた。
そろそろエサ切れとなり、仕舞い支度をしながら一応数を当たってみた。総数31尾である。情報提供者の下島さんより1尾少なく終わるのが礼儀かな??・・などと考えもしたが、・・・投げ込んでいた竿を手に取ると、どうやらマアマアのが付いてしまっているようだ。・・この最後は、この日最良の23、22センチが2連で付いていた。
ここ熱川のキスはアタリが強い。例年だと8月半ばの極暑中が一番の最盛期だが、今年は半月遅れでいまだに釣れる。 今日は、仕掛けを20掛けくらい消費した。根掛りが多く、所によって大きなフグがたくさんいたからだ。なお、針は大きく、エサは東京スナメ(チロリ)が有利だった。2色でダメになったときは、遠投に切り替えてみると良い。10月一杯、大いに見込めると思う。
東伊豆・熱川海岸にリベンジ 33尾!
投稿日:
執筆者:高澤鱚介