去る6日、7日と、静岡県の遠州灘、通称「浜岡海岸」に行ってきた。広々とした海原、広く白砂に覆われた遠浅の砂浜海岸は何時行っても心が洗われる。
しかし、求めるシロギスは少なかった。2日間で、たった30尾ほどの釣果でしかなかった。ただ、型は26センチが1尾、他は20センチ前後とほぼ満足できるものであった。
我々のために、シロギスの付き場を探ってくれた地元釣友の話しでは、「夏の盛りは過ぎた。10月ごろまで一服となるだろう。」「これからは、大きなウド(簡単に言うと離岸流が出来るところ)がある所、河口での遠投に分がある。」とのことである。
さて、平塚海岸だが、昨日、今日と早朝の一時投げてきた。しかし、数は確実に落ちてきた。水温が28度(海水浴場情報)ともなると、近場で喰い盛ったシロギスは適温となる深場に移動する。
実はそれに変わって、秋ギス(通称ピンギス)が出始める。例年、9月に入ってからその姿を見るのだが、今年は半月早く現れた。
ピンギス釣りは秋の風物詩として楽しませてはくれるが、正直言って、今は邪魔な存在だ・・。
経験からみると、ピンギスは高水温下で急激に成長し、ヒネはピンギスのために沖に去る。見方によれば、ピンギスが釣れている内はヒネが釣れない。・・云わば、それが自然のサイクルなのだろう。
今さっき、釣友が釣った秋ギス“ピンギス”を、このブログ用に貰ってきた。平塚海岸のシロギス情報も、もしかして、・・暫し休憩となるかもしれない。
平塚海岸、ピンギスの出始め!
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執筆者:高澤鱚介