二匹目のシロギスを狙って、東伊豆・熱川海岸に出かけてみた。 しかし、・・・釣れなかった。
釣りにとって一番嫌なコチ(東風)が吹き、ウネリも入り波が高かったのである。 6色にも投げてみた。だが、シロギスの反応は全く無く、ハリ盗人のフグだけが元気良かった。
ここ熱川は、先週18日頃を前後して盛期は過ぎてしまったのだろうか??? ・・いや、波けさえ治まれば、マダマダ釣れる筈だと前向きに考えておこう・・。
そんな事で、東風の当たらない西伊豆、仁科大浜海岸に行ってみた。
伊豆半島の全ての砂浜は、あと1週間は海水浴場となっておりサオは出せない。早朝だから良いだろうと云えども、開始時間はるか前には監視員がきたり、スピーカー放送で追い出しをくってしまう。・・多分、仁科大浜まで行けば、海水浴客も少なく、釣りは充分できるだろうと考えたのだ。
8時過ぎ着く。静かな海岸には先行者が3人ほどサオを出しており、皆チョイ投げで釣っている。例年の通り、ごく近場で喰っている様子だった。
早速、ジャリメを付けて3色に投げてみた。・・2色までサビいた時だった、・・強烈なアタリ!・・が、・・上げてみると単に18センチくらいの可愛いヤツだった。
暫らく振りの静かで浅い海でのアタリ、・・それがより強烈に感じさせてくれたのだ。・・もう一つ、ここで使ったのは、細身軽量な新型の「鱚介テンビン・バルサシンカー用(?ギアラボ特注品)」。・・その効果でもある。
場所を少しずつ変えながらも、ポチポチと間段無く喰ってくる。距離は3色からチカラ糸までとごく近い。エサは1匹付けの方が喰いが良かった。
釣ったのは日中の3時間ほどだったが、釣果は18〜20センチ級が14尾。この海岸は、早朝であればほんのチカラ糸で釣れる。・・いよいよ秋本番が始まったのかもしれない。
本日発売の「磯・投げ情報」の特集記事で、夏休み明けの「赤沢海岸」と「河津海岸」について書いたが、この両方共に悪かった場合少し遠いが、是非、この西伊豆「仁科大浜」の波口釣りを楽しむことをお奨めしたい。
西伊豆 仁科大浜
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執筆者:高澤鱚介