真夏の釣り場、熱川海岸に行ってきた。
昨年、大浜(海水浴場)に山砂が入れられ、その砂が濁川下まで入り込んでしまっている。そんな事で、浜一帯は人工海浜化してしまったが、それでもシロギスは居た。ただ、例年とは異なりあまり育ちは良くなく、小型のままの16〜18センチが主流だった。
午前3時過ぎ、我が家に安部彰二さんが来、沢辺さん夫妻の車で出発・・。途中のコンビニで若手のホープ岡田憲哉君を拾い一路熱川に向かった。
2メートルのウネリが入ると天気予報が告げていたと言うが、道すがら見える海岸は全く静かだった。
午前5時少し前に到着する。・・しかし・・である。・・海岸は、上げ潮に入ったことも手伝ってかウネリがあり波足も長かった。・・良くは無いが今この時期を逃して熱川の釣りは無い。贅沢は云えない。・・・5人はそれぞれ分散し、座を構えた。
暫らく様子見をしていたが、特に、海水浴場に入った岡田君と安部さんが快調に釣果を重ねている様子。沢辺夫婦は濁川下で、ポチポチといったところか・・。小生はと言えば、海水浴場左手から始めたがフグの猛攻に会い、直ぐに見切りをつけて濁川下から東プール前の小堤防へと釣り歩いてみた。・・・まあ、そこ此処で10数尾を釣ったろう・・。
午前8時を過ぎた頃、浜の西を囲う大堤防に釣り人が居なくなったことが確認されたので、急ぎその先端に行ってみることにした。
・・チョイ投げで、16〜7センチが小気味良く釣れてくる。・・やがて岡田君、安部さんが集まり、携帯電話で呼んだ沢辺夫妻も合同する・・。
他に釣り人も居らず、それこそ我等仲間5人での貸し切り状態と相成った。・・喰いが浅くバレも多かったが、近場でのアタリを誰しもが楽しむことができたのである。
実は、この日以前7月22日にもココに来たのだが、真夏の照りも本格化してなかったことから、釣果の方も20尾程度で終わってしまった。そうした意味では、今日はそのリベンジでもあったのである。
人を誘った時に、何時も気になる海況や釣果だが、今日は若干海況が良くない中ではあったものの、それぞれがほぼ満足できる釣果だったと思う。
・・ほんの近場で小気味良いアタリを味わい、綺麗な水面から顔を出す美しいシロギスの姿が、今日の釣りの楽しさを倍増もさせてくれたのだった・・・。
真夏の釣り場 熱川海岸へ
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執筆者:高澤鱚介