前回全くアタリらしさも感じなかった原海岸に再び行ってみた。今日は釣友の宇佐美さんの案内で、彼が良く行くという「22番」下に行ってみた。
来がけ、箱根のテッペンにある気温計はマイナス10℃を示していたが、富士には雲ひとつ無く無風快晴に恵まれた。海岸沿いを走る県道、「大塚」の信号を左折して入った辺りが22番下である。
小高い堤防上からの眺めでは、波は穏やかで、絶好の釣り日和と見えた。ウイークディでもあって人っ子一人居ない。
早速支度を整え6色に投げてみた。エサは、先日の釣行で青イソメが良いと聞き、今日は、プラス岩イソメとジャリメを用意してきた。
アタリが入ったのは数投後だったが、喰った距離は4色ちょうど。最初の1尾は20センチくらいで、エサはジャリメを咥えていた。その後もう1尾を追加したが、これは青イソメだった。・・エサなら何でも良いのか??・・たまたま通りがかったヤツが、そこにあったエサを咥えただけかもしれない・・・。
一方、宇佐美さんは岩イソメと青イソメを付けていたが、20センチクラスの2尾は共に青イソメだった。しかるに、今時分は確かに青イソメに分がありそうだ。
なお、距離はやはり近く、4色の前後だった。・・6〜7色には全く気配は感じられなかった。
以前は、原海岸と言えば超遠投の世界であったから、今でも8色とか9色投げられるのであれば、格段と釣れるのかもしれない。だが、そんな超遠投は小生には無理、開き直って言えば、5色以内で釣れるのであれば、それ以上、何も言うことなど無いではないか!!・・と、言うのが本音である。
今日のような好天が続けば、少しずつ上向きになるだろう。しかし、水温はこれからも下がり続くはずだ。そうなれば、これからは深みのある35〜37番下辺りを狙うことになる。
たった1尾であっても、真冬の1尾の顔は貴重である。今年前半は、この駿河湾・原海岸に少し真面目に通ってみたいと思っている。
原海岸で貴重な1尾を!!
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執筆者:高澤鱚介