すっかり恒例となった年1回の沖縄釣行に18日から21日まで宇都木朗さんと行ってきた。
また、21日には村越正海さんと合流し、瀬長島の入り江でひと時を楽しんだ。
連続4日間に渡って全島を釣り廻ったが、残念ながら目標とした30センチオーバーには巡り会えなかった。しかし、23〜25センチクラスには出会え、同行の地元橋本直人さんが29センチと27センチをゲットするなど、ジャンボサイズはまだまだ期待できる沖縄である。
今回、我が鱚介オリジナル工房の一部商品を扱って頂いている豊見城市の上原釣具店主上原みどりさんを始め、与那勝次さん、橋本直人さんなど、新たに出会った釣友達とも昵懇となり、併せて、南部から北部にかけての新たな釣り場も知ることが出来た。北谷(ちゃたん)や奥間は魅力のある釣り場だった。
もう一つ、本年4月頃「沖縄の投げ釣りを主題とした釣り誌」が発行されるが、それを主宰する沖縄釣り界の大御所である新垣柴太郎さんにもお会いしてきた。この本は、沖縄のベテラン釣り師・安座間尚さんが主体で釣り場を案内する内容で、27年ぶりに発行される「投げ釣り誌」と云う。縁あって、小生も一筆寄稿することになっている。
釣り番外は、もちろん飲み食いの楽しみだった。昼は沖縄そばを味わい、夜には、親しくなった釣友達と沖縄料理と泡盛での反省会・・。話も酒も大いに盛り上がり、明日への活力を高めてきた。
訪ねた沖縄の気候は温暖で、陽射す海辺ではもう半袖の姿も見受けられ、間もなく海水浴の幕開けをするという。
小生は今、帰宅し寒さに震えているが、心は既に来年に備えた新たな仕掛け作りに動いている。ちなみに、沖縄のキスをウジュルと云うが、釣季は晩秋から早春までで、まるで本土とは真逆である。
本土のオフシーズに大物ウジュルを狙って釣行できるのは至福のひと時であるのだが、本土とは異なった難しい釣りが要求される。
小物は別として、狙いはやはり30センチ超の大物である・・。 釣り場は何処を選ぶか、それぞれのポイントをどう攻めたら良いのか、その場に合った仕掛けの長さは? 太さは? ハリは? エサは?・・実に様々な釣技が要求される。だからこそ、沖縄のキス釣りに気持ちが駆り立てられるのだろう。・・が、正直言って今迷いを感じている。
一つの答えとして、・・ぶちまけてしまうが、次回には、普段本土で使っている仕掛けの中の、少し太めで、少し大きなハリで作ったものを、そのままで使うことから始めてみたいと思っている。
何故なら、大ギスの警戒心を解くにはそれしかないように考えるからで、今まで沖縄釣行で使っていた「短く太めのラインに大バリ」は、一度見直した方が良いのではないかと考えるからで、それがこれ迄の釣行から得た結論でもあるからだ。
もう、来年のこと考えてんの?・・・、もしかして、鬼が笑っているかもしれませんね!!。
今回は、楽しかった思い出を写真に並べてみたが、先ずは4日間、ずっとお付き合い頂いた沖縄投げ釣り界の第一人者である安座間尚さんに御礼と敬意を表したいと思います。また、お世話になった皆さん有難うございました。
ウジュル狙って沖縄へ!!
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執筆者:高澤鱚介