鱚介オリジナル工房

「有限100掛け」完成・・予約発売へ!!

投稿日:

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

「有限100掛け」

 「無限バリ」とか「無限仕掛け」とは、ラインとハリが有れば、あるだけ連続して結ぶことが出来ることを意味して名付けたのだと思う。誰が言い出したのかは知らないし、或いは何処かのメーカーの登録商標かも知れないが、・・・でも、とても良いネーミングである。
 
 新しい商品のネーミングはとても大事なのだが、正直言って「名が体を成す」ような名付けはとても難しい。自分の子に命名をする時と同じくらい緊張もする。
 その名称が時には名前負けしたり、誇大過ぎたり、機能が伴わなかったり、或いは、真似だ!パクリだ!と云われてしまうこともある。一番の問題は他社のの商標に触れ、それを侵すことだろう・・。

 昨年、新しく出したテンビンの「真打ち」の姿を見て、これはパクリだと言う方も居た。・・が、材料や構造、使用目的や機能面でもまったく異質のものである。
 テンビン「真打ち」は多くの釣り仲間から高評価を受け、目的通りの機能を発揮しており、これぞまさに「名が体をなしたモノ」と自負している。恐らく、今までの商品の中で佳作の一品だろう。
 しかし、新しい仕掛け巻き「有限100掛け」については悩み悩んでしまった。「無限」では無く「有限」・・と、何か皮肉ったような見方もできるが、1週間過ぎた今とても気に入っている。ただ、名実ともに満足しているかと問われれば、それはNO!である。

 冒頭から欠点を暴露することになってしまうが、出来ればお許し願いたいのである。裏返すと、そんな欠点があってもなおかつ、それを承知で求めて頂けるのであれば、それはそれで良いではないか・・と、変に開き直って許しを願う次第である・・・。

 一番の悩みは、「台」と「蓋」をこだわって木製にしたことにある。使い勝手上一定の大きさに治めること。また、機能を高めるためには微細な加工が必要となる。熟練した木工技能師にお願いし、何度も何度も試作を重ねやっと完成したのである。
 ・・でも、欠点がある。外周ピンは12本からなるが、緩みが出ないように、ピンの口径とピン穴の大きさを限界点で合わせたのである。それによって、ピンを打ち込んだときに、微小なヒビを生じてしまったものもある。ただ、そこはきっちりとペイントしているから、湿度による緩みやそれ以上にヒビが広がることはない。
 
 また、蓋は無くても良いと考えたが、一応、ラインを巻いたまま保管した時に生じる収縮圧で、外周ピンが内側にそらないように「溝」を掘り、ピンをはめ込むことによって「押さえの機能」を付けたのである。
 実は、その溝の外周部分の肉厚が薄く、落としたり刺激を与えると割れ易いのである。扱いさえ注意してもらえば良いのだが、・・・ここが、やはり弱点となっている。

 発売は限定100個で2月1日を予定している。なお、本日から「事前予約を受け付けたい」と考えているので、ご入用の方は「鱚介オリジナル工房のホームページ」から申し込みをお願いしたい。
 
 もし、順調に100個に達したら、以降、新たに追加対応をしたいと考えている。また、更に、もう少し大きいもの(10センチ径、エダス長40ミリ位)にも取り組みたいと考えている。

以下はPR版です。

        鱚介の仕掛け巻き「有限100掛け」
 この仕掛け巻きは北陸のトップキャスター田中利之氏が考案した「多連仕掛け巻き」を鱚介オリジナル工房が特許を受け製作したものです。いわゆる「無限バリ」、「多点バリ」と呼ばれるような多連バリ仕掛け専用の仕掛け巻きで「有限100掛け」と名付けました。使用にあたっては慣れが必要で、特にベテランの方やトップキャスターの方を意識して製作しております。投げ釣りマン必携の品としてご愛用頂ければ幸いです。(店主)

        仕様と注意点は以下の通りです
・ミキイトは1号〜2号が適し、ハリは3号〜6号位まで100本前後巻くことが出来ます。
・全てのハリはセンターピンに掛け、ミキイトをY字状になるよう円周ピンに戻し巻き込んでいきます。
・この時、センターピン先端にズレ防止用のゴムを嵌めて作業してください。
・強く巻くと外周ピンが歪み先に巻いたものが緩んでしまいますので、適当な張りを保って下さい。
・作業中のミキイトや端部のミキイトは、シリコンゴムの付いたピンに挟み込み止めます。
・エダスの長さはハリの懐から結び目まで3センチ以内とし、ピンの幅以内に収まるようにします。
・仕掛けの巻き込みは外周ピンを指で軽く押さえながら、水平に隙間を詰め込みながら巻きます。
・使用時はズレ防止ゴム外し、外周ピンを指先で包むようにミキイトを軽く押さえながら放出します。
・木部が濡れたら必ず拭き取って、また、ケースに乾燥剤を入れておくとハリ先がサビから保護されます。
・一品ごとの手造りのため、ピンの間隔に不揃いがあったり、微少のヒビや塗り斑のあるものがありますが、使用上の支障はありませんのでご了承願います。また、ふたの縁は壊れやすいので扱いには十分ご注意ください。
     鱚介オリジナル工房     2013.2.1


画像(180x135)・拡大画像(480x360)

プラケース付きです

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

仕掛けを巻いた時


画像(180x135)・拡大画像(480x360)

99本バリです

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

ハリは全てセンターピンに!


Loading





-鱚介オリジナル工房

執筆者:

関連記事

究極のテンビン「真打ち」完成!

真打ち 黒と赤 投げ釣りのシロギス専用テンビンの研究に取り掛かって早や10年になる。この間、規格化され販売に至ったテンビンは14種に及ぶ。多機能を備えたモノ、目的的に造ったモノなど、未だに人気商品となっているものも多々ある。 この間、試作したがまるで駄目なモノ、実釣に至ったもののダメを決めたものは多く、恐らく、試作品の数は100種類は下らない。たかがテンビンではあるが、投げ釣りを楽しみ、それなりの釣果を得るには無くてはならない隠れた脇役なのである。 形になるには1本ずつ、特殊加工されたステ…

Loading

宮嶋屋釣具特製・半ぶら発売!

宮嶋屋特製半ぶら この季、湘南の砂浜海岸でシロギスの顔を見ることは、ごく稀れとなった。 そうした中でも平塚海岸で、雨や風が無い限り日々投げ続けている御仁が居る。・・ベテランの土井博明さんである。 その彼が一昨日、テトラ前で23?、20?のヒネを一荷で釣った。置き竿だったとのこと・・。 素晴らしい! 努力の賜物だ!と云うしかないだろう。ただ、このキスが、シーズンン終わりの居残りなのか、或いは新シーズン幕開けのキスなのかは定かでない。・・・が、願わくば、シーズンインの便りを携えたキスであってほ…

Loading

「メタルビーズ」の発売です

3種のビーズ ご自分でテンビン造りをしているお客様のご要望にそって、この度「メタルビーズ」を発売することに致しました。 大きさ等は、使う針金に応じた太さの号数でお選びいただき、0.8?線には6号、1.0?線には5号、1.2?線には4号が適します。何れも1パック40粒入りで価格は1000円です。 ご入用の方は、鱚介工房のホームページ、又は、小田原の宮嶋屋釣具店でお買い求めください。

特殊材料等の販売についての所感 鱚介テンビンに使用している「メタルビーズ」だ…

Loading

沖縄バージョンのオモリとテンビン

ウッドガン・スリムとリーフの組合せ 沖縄のホシギス釣行を書いたところ、一体、沖縄バージョンとはどういうものなのか?沖縄で売っているのか?・・等の問い合わせが来ています。  そこで鱚介オリジナル工房で造っている沖縄のホシギス釣りに適した「ウッドシンカー(鱚介工房ではウッドガン)」と「鱚介テンビン」を紹介します。 鱚介工房で造っているアイテムは全ての投げ釣りに通用しますが、特にリーフの欠片や根掛の多い沖縄のサーフを意識して、また、これまでの経験と地元釣り師の話を参考に「浮き上がりが早く軽量で、…

Loading

鱚介オリジナル工房は細々やってますよ!

皆さんには長らくご無沙汰しています。実は昨年、自身の生活環境が大きく変わり投げ釣りの世界から遠ざかっていました。 五十数年間苦楽を共にした妻を亡くしたことや、腰椎を骨折し、コルセットをしながらリハビリ …

Loading

2026年8月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

アーカイブ