鱚介オリジナル工房

テンビン造りしてます!

投稿日:

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

4種類の「真打ち」

 湘南のキス釣りは終った。実は今の時期、釣行ばかりしては居られない事情もあり何時までも釣れ続くと困るのである。
 多くの投げ釣りマンは既に今シーズンの釣行計画をたて、使う道具の手入れや消耗した仕掛け等の用意をし始める時期でもある。
 だから、この頃から鱚介工房への注文も来るようになり、それなりのストックを備えておかねばならないからだ!   
 今、一番の人気商品である「真打ち」テンビンを造っている。「真打ち」は、硬さ(径)を変えた0.8ミリの赤、1.0ミリの黒、1.1ミリの藍、1.2?の黄の4種類がある。これまでは長さにも長短の差を付けていたが、実釣等の研究から今は全て一定の25?で仕上げている。

 このテンビン造りの作業は、針金(ステンレス:SUS304H)を規定の長さに切り揃えることから始まり、完成まで約20工程ほどを要する。これを1ロッド200本も造るのだから、かなりしんどさを感じることもある。・・・まぁ、手作業でしか作れず、忍耐の一言かも知れない。

 因みに、「真打ち」が出来るまでの作業工程を掲げてみよう。真似する方、参考にしていただいて結構ですよ!・・・でも、これ以上のものは造らないでくださいね!!(笑)

1、ステンレス線を一定の長さにカットする。
2、ステンレス線に着いた油分を洗剤で洗い流す。
3、クルックリン具で軸頭の?丸目を造る。
4、?丸目の端部を水平になるよう整える。
5、4にアーム側からストレート・スリーブを通す。
6、曲げ器でスリーブを決めた位置で「くの字」に曲げる。
7、アーム側から?ビーズ+?スナップスイベル+?ビーズ+?止めスリーブを通す。
8、?止めスリーブの位置を決めハンドプレッサーで加締める。
9、?加締めたスリーブと?丸目にステンレス用フラックスを塗りハンダする。
10、ハンダ部分に残ったフラックスをお湯で洗い流す。
11、長さを整えた熱収縮ゴムを?スリーブに被せる。
12、熱収縮ゴムに熱風ドライヤーを当てで固める。
13、アーム端部をクルックリン具で丸目を造る。
14、丸目の部分を水平になるよう整える。
15、丸目の部分にステンレス用フラックスを塗りハンダする。
16、ハンダ部分に残ったフラックスをお湯で洗い流す。
17、出来上がったものを検収し、完成する。

 後は、説明書きをクリアーパックにセットし、2本一組でパックすれば全て完了となる。

 

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

狭い工房です


Loading





-鱚介オリジナル工房

執筆者:

関連記事

段違いスリーブ!一歩前進!!

段違いスリーブ 鱚介オリジナル工房が目指すテンビンの究極は、アーム側のステンレス線がテーパー状になったものである。 単独のテンビンでも、テンビンオモリであっても、例えば、アームの基部線径が1.2ミリで、先端にかけて0.7ミリほどに徐々に細くなったような形状にしたいのである。 しかしながら、このテーパー状になったステンレス線素材を入手することは絶無に近い。数年前から関係筋に当たっているが、そうしたものの需要は無く、現存したものは無いと言う。 ならば、製作できるかと問えば「出来ないことは無いが…

Loading

メタボ-アワビ16(仮称)

試作中!! 外は、今年2回目の大雪が降っている。冬で稼ぎの少ない船宿は、2週続きの休日大雪で相当に参っているそうだ。 勿論、釣り人もそうなのだが・・。でも、雪は春の訪れを告げる大事なステージ、釣り人の方は、待つほどに釣行への期待は膨らむ。この間多くの方は、イメージトレーニングや仕掛け造りに精を出すのだろう。 投げ釣りの方と云えば、深場の国府津海岸辺りでもキスはすっかり影をひそめ、精々顔を見る程度だそうだ。 そんな今、我が仲間達は釣れないことを承知で、遠投に挑み、投げ練に汗をかきつつ春を待つ…

Loading

no image

サオ立て記念セール間もなく終了

「鱚介オリジナル竿立て」完成記念特別セールを行ってきましたが、多くの方からのお問い合わせやご注文を頂き、お蔭様で残りあと僅かになってまいりました。ご購入予定の方は、特別価格12000円の、この機会をお見逃し無くご利用ください。今後、4月中旬からは小田原市の宮島屋釣具店、平塚市の釣り工房の2店で委託販売いたすことになりました。販売価格は、ベーシックモデルが15000円(送料別)となります。鱚介オリジナル工房と併せ、よろしくお願いいたします。なお、当工房ではネット販売を目指しており、ホームページ開設は…

Loading

新・スプールガードの発売です!

2色カラーの新・スプールガードです オーダーしていた、新しい投げ釣り用大型スピニングリール専用のスプールガードが出来上がりました。 従来のモノは、初めての製作での不備や中国産であったため、幾つかの問題を感じて居りました。新しいスプールガードの製作に当たっては、企画を一から見直し、高い技術力を持った日本の繊維加工メーカーに作製を依頼、純国産の逸品として仕上がりました。  特徴は、使用前後の緩み、濡れた時のダレなどが無いよう、ナイロン繊維の超極細糸を選び、薄くて硬く、弾力性を持tったものに仕上…

Loading

スピード・デルナー/半ぶらテンビンオモリ

この度、釣り具問屋から鱚介オリジナル工房の18年の実績が認められ、取引先として承認されました。これにより富士工業製品の入荷が出来るようになりましたので、引き続き「ウッドガン」などの製作販売を致します。 …

Loading

2026年8月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

アーカイブ