テンビンやオモリ造りで大事なことは、あらゆる状況の中にあっても「絡まない」ものに仕上げることが第一である。
従って、ごちゃごちゃした複雑なモノ、複数の機能を欲張って持たせたものなどは、その道から外れると考える。
しかし、競技などは別として、より楽しい釣りが出来ることに繋がるのであれば、それは少々我慢が許されよう。
そんな中で掲げたのが、このテンビンにスプリング・コイルを付けたモノである。テンビンオモリの方を「パトリオット・ダンス」と言うのだが、話によると、サビいたオモリは海底でダンスしながらエサを踊らせ、喰いを誘うのだそうだ・・・。
勿論、バネ効果によってハリ掛りを良くし、掛ったらバレ難い・・、そんなことを意識して作ったに違いない。
下の写真にテンビンも載せたが、スプリングの上にピンクのビーズが付いているが、これは正に堀工房さんの遊びである。・・・高知特産のサンゴで造られたモノだ。
効果のほどは分らないが、同じ海にあるサンゴだから、魚が安心して寄って来るかも知れませんね!!
堀オリジナル−3
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執筆者:高澤鱚介