これは、ワイヤーブラである。特徴と言うか一番の匠はオモリとテンビンの接続にある。
金属ワイヤーをテンビンのステンレス針金に接続するには互いに丸めたり、大型のW・スリーブで止めるのだが、これは直線的に繋がれている。
ワイヤーブラは鱚介オリジナル工房が考案したものだが、この接続方法は、堀工房さん独自の技術で完成した門外不出の技なのである。
オモリは細身の先端が長いパトリオット型、テンビンは筋交いを嵌めたトライアングル構造で、軽いサビキの中、小さなアタリも逃さない。
堀オリジナル作品−2
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執筆者:高澤鱚介