何と名付けて良いのか判らないが、シンカーの基部からアームを出した投げキス用の面白テンビンである。
基となったシンカーは、行きつけの宮嶋屋釣具店の隅に、ホコリを被って置いてあった船キス用のテンビンである。
以前、投げ用のオモリ(ウッドガン・タングステン)の中間部から、形状記憶合金アームを出したものを造り、使っていたことを思い出した。効能は特に優れたものとは感じてなかったが、絡みも無く、アタリはストレートでシンプルなシンカーだったことを思い出した。
約1ㇳ月前に店で見かけ、早速改造し使ってみた。重量が15号と軽く、使う場所や使える道具が限られるが、キススペFX、モアザンカムイの改造竿では、3本バリであれば5色まで投げられる。
この所、さっぱり釣れずで確実に使いこなしてはいないが、その釣れない中でも、投げた時のトラブルは無く、アタリは魚がエサを咥えて引っ張るのさえも感じられる。
・・・正直言って、かなり気に入っており、今後の釣行には欠かせないグッズとなってしまった。
ところが、造った2個は根絡みで無くしてしまい、一昨日改めて、形状記憶合金アーム(SMABS)付きのモノを10個ほど造った。
欲を言えば、もう少し重い20〜27号位のものが有ればよいのだが、船ではそんな重いのは使わないから実在しないだろう。・・・でも一応、宮嶋屋釣具店さんに問い合わせしてもらっている。
釣り具の多くは専門性があるが、時として、応用すれば使えるものもある。こんな遊びも結構楽しいものである。
シンカーアーム・テンビン?
投稿日:
執筆者:高澤鱚介