昨日10日(日)、湘南鱚酔会(湘南オープン投げ釣り大会実行委員会主催)による、第4回大会が湘南大磯海岸で開かれた。
まだ暗い寒空に集まったのは遠く豊田市や沼津市、千葉市などから来られた43名・・。
大会は抽選で3人一組の所謂トリオを組み、勝敗は総尾数制で入賞は6位まで・・。また、個人の最多賞、大物賞、少年少女・レディス・シニア賞なども用意された。
大会の目的は、釣果を競うことはもちろんだが、釣り人同士の和と輪を広めることにあり、このトリオ戦方式はとても友好?有効?なのである。
組まれた3人は、まずは作戦会議を行い一斉に会場に向かった。会場は、大磯漁港を挟んだ西と東、どちらの海岸を選ぶも自由である。
小生は、何時もは東海岸の漁港際、兜岩周辺を狙うのだが、混雑から逃げ、西海岸の大磯町役場下に入った。
釣り方は、遠投よりも波間に居るピンギスを狙うことに決めていた。ハリ数は5本以内と決められており、鱚介アブミのケイムラ4号を用意してきた。これにジャリメの柔らかい部位を1?位垂らして付け、2色以内を丹念に釣ってみた!!
・・釣れない。・・ともかく釣れない。・・エサも残ったままだ。・・時折、フグにハリを取られる。・・釣れないのは居ないからなのか?・・居ても口を使わないからなのか?
・・・どうやっても、どう、もがいてみてもキスの姿は見えない。・・・そして、ついに最後まで来なかった。・・・所謂、オデコ、ボーズで終わったのである。
釣りを終え、本部に集まった皆の顔は何故かにこやかである!!・・それは殆どの者が釣果ゼロで、言い訳が出来ないお互いの苦笑いだったのかも知れない!!
・・・それでも、釣って来るものは居た。ただし、最多は3尾が2人、2尾が2人、1尾が4人、釣れた人は8人で数は14尾といった、とても厳しい結果だった。
・・やはり釣れた場所は、兜岩と漁港の壁際に挟まれた小場所だったようである。
・・小生、こんな大会結果を見たのは初めての経験である。・・・皆さん、お疲れ様、ご苦労様でした!!
和やかな中で、表彰が行われ、抽選による賞品授与が行われたが、今回も釣り人の原田耕一さん、港南台の食事処「やま田」さん、金子智さん、安部彰二さん、田中賢二さん、また、小田原酒匂の宮嶋屋釣具店、グローブライト、富士工業から、多くの賞品を頂いた。・・少しばかりだが、我が鱚介オリジナル工房からもアウトレット商品ほかを提供させて頂いた。
湘南鱚酔会実行委員の皆さん、準備から実施まで、本当にお疲れ様でした。また、来季も、この大会が行われることを願う参加者の声を多く聞きました。小生もその一員として頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ともかく厳しい釣りだった。・・・例年に無い急冷えで、大磯海岸海岸からキスは遠ざかったようである。今シーズンの湘南海岸はこれで終わりだと思う。・・・だが、早く終わった分、来季のインは早まるのではないかと期待しているのだが・・・。
そんなことを願いつつ、これからは、いよいよ冬ギスを狙っての釣行が始まる。・・・先ずは、南伊豆方面を探釣したいと思って居る。
第4回:湘南オープン投げ釣り大会参加!
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執筆者:高澤鱚介