思い・雑感・・あるまま

鱚は不在だが・・

投稿日:

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

ハマヒルガオの群落が・・

 水温が18度となった。だが、鎌倉あたりではもう赤潮が出たと言う。平塚海岸では未だ見えないが、水温が上昇してもキスが全く居ない。早朝から頑張っても精々1〜2尾の顔が見れれば上々で竿頭・・。そんな厳しい状況が今も続いている。

 海岸に出る道すがら、路傍には幾つも咲く花がある。広い渚プロムナードには、歩道を被うように、白い房花を付けた数本のニセアカシアが咲く。・・海岸近くの垣根には、生垣状に絡んだスイカズラが、一夜明けて黄色くなった花ガラとともに小さな白い花を咲かせている。
 思わずカメラを出して美しく咲くその姿にシャッターを切るが、残念ながら、甘いその香りまで移し取ることが出来ないのが残念である。

 今朝も早くから、平塚海岸のテトラを外れた右手で投げていたが、全く魚信は無い。5本針に付けたエサは、そのまま上がってくる。・・・何回も何回も投げた!!
 一度だけアタリがあった・・。・・が、それは大き目のヒイラギ・・・。でも、このヒイラギは温かい潮に乗って来る魚だ! 間もなくキスも寄って来るのだろう・・。そんな期待を感じさせてくれる一尾だった。

 背後を振向くと、砂堤にピンク色の絨毯が敷かれているのが見えた・・。今を盛りと咲き始めたハマヒルガオの群落である!
 さっそく近寄ってカメラに収める・・。この沢山の花は、自然がもたらしてくれたには違いない。だが、それだけで、こんな見事には群れてはくれないだろう。・・・そう、花好きの何方かが、丹精込めて地道に増やしてくれて居るに違いない。

 最近は、釣れない釣れないと不満を覚えることが多いが、少しだけ違った方向に目を向けると、何とも違った世界が見えてくる。
 単に、視覚からだけではない。豊かな自然の在り様が五感を超えて知らされる。・・こんな時、ああ、釣りに趣味を持っていて良かった!!・・・そんな、喜びまで感じさせてくれるのである。

画像(180x135)・拡大画像(480x360)
画像(180x135)・拡大画像(480x360)

画像(180x135)・拡大画像(480x360)
画像(180x135)・拡大画像(480x360)

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

ニセアカシアの花房!

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

甘く咲き誇るニセアカシア


画像(180x135)・拡大画像(480x360)

スイカズラの小さな花が

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

生垣に絡んだスイカズラ






-思い・雑感・・あるまま

執筆者:

関連記事

夢の尺ギス物語

ホンマものです先日書いた尺ギスについて、面白い手紙が2通も寄せられた。生物写真家であり、子供達に夢を与える絵物語も書いている御仁だから、多分ご自身も、夢の世界にまで浸って本当に楽しんでしまうのかもしれない。その御仁には、断りも無く披瀝してしまうが、私自身見たい夢だから皆さんにも・・・。その御仁とは、大いに釣り好きだから過去を読まれると分かってしまいそうだが・・・鱚介さま先日の「尺キスは何歳か」は面白かったですね。魚は歳をとっても成長を続けるものなのでしょうか。もし、捕食者に遭遇しなければ、…

Loading

湘南鱚酔会・オープン投げ釣り大会

長島実行委員長のご挨拶 新たに発足した湘南鱚酔会の「第1回オープン投げ釣り大会」に参加された60名もの多くの方、本当にお疲れ様でした。初回にもかかわらず遠路からも参加を頂き誠にありがとうございました。 顧問の立場から心より御礼申し上げます。  結果等は湘南鱚酔会のHPに報告されると思いますので、・・・ここでは “致しません”・・・。 釣果の方は厳しかったですが、個人的な立場から言わせてもらえば旧湘南鱚酔会の縛りから外れ、皆さんと共に楽しむことが出来たとても良い大会だったと心から感じていま…

Loading

新システム移行にあたって

長年使い慣れた旧ブログシステムからの移行は、小生にとっては少し苦痛である。しかし、時代の流れから、歳を理由に落ちこぼれることの方がもっと情けない。・・・こんなことから、多くの方の支援を頂きながらやっと …

Loading

革工芸文化「印伝」を訪ねて・・

これが「印伝」です 海の男が、まったく海の無い山梨県甲府に、高校時代の友人ら8人で車2台に分乗し行ってきた。 目的は、日本、いや世界で唯一の革工芸品「甲州印伝」の故郷と、武田信玄公を偲ぶ「恵林寺」を訪ねたのである。 そもそも「印伝」とは何か・・。戦国時代に鹿革を用いた鎧や兜などの戦具が造られたが、江戸期に入ってからは革羽織、煙草入れ、巾着など平和的な民生用品へと変遷していった。この皮革文化を発展させ技法を確立したのが初代甲州の「印伝屋・上原勇七」で、現在は13代目がその技法を受け継いでいる…

Loading

磯・投げ情報誌・・廃刊!!

創刊号と最終号です 我々、投げ釣りマンにとって長く愛読されていた「磯・投げ情報」誌の出版元である「海悠出版株式会社」が、破産申請手続き(事実上の倒産)に入ったと報じられている。東京商工リサーチの報道は、(株)海悠出版(TSR企業コード:296469319、法人番号:1010001075691、文京区湯島2−9−10、設立平成4年10月、資本金1000万円、福田千足社長)は7月25日までに事業を停止。事後を高島誠弁護士(アクセスライツ法律事務所、渋谷区恵比寿南2−6−14、電話03−6451…

Loading

2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

アーカイブ