今、午前10時過ぎ、・・海岸から帰る途中のJR平塚駅から国道134号線に向かう「渚プロムナード」を伝って、多くの家族連れがニコヤカに向かっていた。
恒例の大学箱根駅伝の応援のためである・・・・しかし、我が母校は残念ながらシードに残れず、予選会にも漏れて出場していない。・・何か、侘しい正月である。
暮れに、新年会を午前7時過ぎから行うから集まれ!・・と、平塚海岸に屯する仲間の、チョン投げの鈴木誠之さん、海岸主の土井博明さんから伝達を受けていた。
・・さらに、吾輩が暮れに釣った、カワハギの肝和えを食わせろ!とのお達しがあったのである・・。
正月には少し早すぎる午前6時に起床し、捌いたカワハギを薄造りして皿に並べ、アタリ鉢に肝と少量の酒と味噌・醤油を加え良く擂り、裏ごしした肝ダレを造ってみた。・・それに、ワケギが無かったので長ネギをみじん切りにし、小袋に入れた・・。・・・これで用意が整い、早々に海岸に向かった、。
海岸には主催の二人の他、中島さん、川口修さんがサオを出して居り、既に、波間にお神酒を捧げ終わったと言う。
先ずは、乾杯!!!っと、頂いたのは沖縄宮古島の泡盛「王朝」だった。昨年定年退職をした中島さんが、仲間入りのご挨拶として持参してくれたものだった。
静かな波の音を聞き、冷えて澄み、乾いた大気を浴びながら飲むこの泡盛の美味さは、それはそれは格別だ!!
そんな中、遅れ来て竿を出していた佐藤英雄さんに、中っパが1尾、すぐ後に20センチオーバーのヒネが来たのである!!
・・・さらに、昨年暮れから仲間入りした川口修さんにも20センチが来たのである。
川口さんは、潮時表から得たデーターを書き込んだメモを持っており、土井さんが持つ近代的なスマホからの時合情報と見比べながら、こう言っていた。
釣りとは、魚が喰うのには、・・・明確な科学的根拠がある筈である。そしてデータの積み重ねの中にその答えがある・・と云う。どうやら、長らく勤務した職業的見地から得た答えを持っているようである。
確かに、今の時代、感を頼りの釣りでは古すぎるかも知れない。でも、科学的根拠を頼ってする釣りも、何故か寂しすぎる。何の近代兵器を持たない魚と対峙するには、矢張り、対等な自然条件の中ででの戦いに、その面白さや醍醐味を感じるのではないだろうか。・・・データーに頼りながらも、古い我輩はそう思う・・。
さて、昨年は1月16日まで釣れたのだが、この分なら今年もマダマダ期待できそうである。
今日は正月2日、我れは竿を出せなかったが、明日からの釣りには大いに期待が持てそうである。
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年明けの平塚海岸で・・!!
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執筆者:高澤鱚介