夢の尺ギス物語

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先日書いた尺ギスについて、面白い手紙が2通も寄せられた。生物写真家であり、子供達に夢を与える絵物語も書いている御仁だから、多分ご自身も、夢の世界にまで浸って本当に楽しんでしまうのかもしれない。その御仁には、断りも無く披瀝してしまうが、私自身見たい夢だから皆さんにも・・・。その御仁とは、大いに釣り好きだから過去を読まれると分かってしまいそうだが・・・鱚介さま先日の「尺キスは何歳か」は面白かったですね。魚は歳をとっても成長を続けるものなのでしょうか。もし、捕食者に遭遇しなければ、・・魚の自然死とはどんなものなのでしょう。釣り人にとって「尺」と云うのはひとつの目安であり憧れでもあります。7寸あれば大型の部類に入る魚が対象でしょうが、他の大きくなる魚でも「尺は超えたな」と言い訳は通じるものでしょう。「泣き尺」なんて昔の人は粋な事を云ったものですね。鱚介さま昨日のメールに「魚の自然死とは・・」と書いたせいか夢を見ました。象の墓場のように魚にも墓場が有る夢でした。そこには年老いた砂泥地に棲む魚たちが集まっていて、自慢話に花を咲かせています。尺二寸はあるシロギスが、「釣り人の投げる仕掛は針だって糸だって丸見えだょ」・・・「長いジャリメが付いている時には、針ギリギリまで口にくわえて食っちまう。この技は、並のキスには出来ないよ!」「俺の残したジャリメを食って釣られてしまう若い奴らが多いが、未熟なんだから仕方がないね!」そんな事をシロギスが云っていると、10キロを超すヒラメが現れて、「とうとうお前を食う事が出来なかったなぁ」などと寂しそうに云うと、シロギスは、「お前は餌を捕るのが下手だよ、砂に隠れたつもりでも丸見えなんだから・・」やがて投げ釣りの話になって、シロギス曰く「良く考えてご覧よ。ジャリメが同じ間隔で5匹も6匹も並んで歩いている訳がないじゃないか。ああ云う物には近づかない方がいいね」これ以上は長くなります。夢の中では様々な老成した魚たちが現れて、賑やかに会話をしていました。たまにはこんな夢想もいいものです。

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