思い・雑感・・あるまま

夢の尺ギス物語

投稿日:

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

ホンマものです

先日書いた尺ギスについて、面白い手紙が2通も寄せられた。生物写真家であり、子供達に夢を与える絵物語も書いている御仁だから、多分ご自身も、夢の世界にまで浸って本当に楽しんでしまうのかもしれない。その御仁には、断りも無く披瀝してしまうが、私自身見たい夢だから皆さんにも・・・。その御仁とは、大いに釣り好きだから過去を読まれると分かってしまいそうだが・・・

鱚介さま
先日の「尺キスは何歳か」は面白かったですね。
魚は歳をとっても成長を続けるものなのでしょうか。もし、捕食者に遭遇しなければ、・・魚の自然死とはどんなものなのでしょう。
釣り人にとって「尺」と云うのはひとつの目安であり憧れでもあります。7寸あれば大型の部類に入る魚が対象でしょうが、他の大きくなる魚でも「尺は超えたな」と言い訳は通じるものでしょう。「泣き尺」なんて昔の人は粋な事を云ったものですね。

鱚介さま
昨日のメールに「魚の自然死とは・・」と書いたせいか夢を見ました。象の墓場のように魚にも墓場が有る夢でした。
そこには年老いた砂泥地に棲む魚たちが集まっていて、自慢話に花を咲かせています。
尺二寸はあるシロギスが、「釣り人の投げる仕掛は針だって糸だって丸見えだょ」・・・
「長いジャリメが付いている時には、針ギリギリまで口にくわえて食っちまう。この技は、並のキスには出来ないよ!」
「俺の残したジャリメを食って釣られてしまう若い奴らが多いが、未熟なんだから仕方がないね!」

そんな事をシロギスが云っていると、10キロを超すヒラメが現れて、「とうとうお前を食う事が出来なかったなぁ」などと寂しそうに云うと、シロギスは、「お前は餌を捕るのが下手だよ、砂に隠れたつもりでも丸見えなんだから・・」
やがて投げ釣りの話になって、シロギス曰く「良く考えてご覧よ。ジャリメが同じ間隔で5匹も6匹も並んで歩いている訳がないじゃないか。ああ云う物には近づかない方がいいね」

これ以上は長くなります。
夢の中では様々な老成した魚たちが現れて、賑やかに会話をしていました。
たまにはこんな夢想もいいものです。







-思い・雑感・・あるまま

執筆者:

関連記事

新しい「湘南鱚酔会」の発足・・その1

ムスカリ 花言葉は 「通じ合う心」「失望」「失意」「絶望」「寛大な愛」「明るい未来」 30年ほど続いた「湘南・鱚酔会」が3月2日に解散された。他人事のような言い方になってしまったが、運営の中心を担っていた代表幹事の一人であった小生の立場から言えば“解散せざるを得なかった”のが正確なのかも知れない。 趣味の多様性の中で、3K要因を否定できない面を持った釣りだから、特に若い世代からは敬遠されているようで、今、全国の多くの投げ釣りクラブで会員数が減っている。しかし、「湘南・鱚酔会」は高齢で退会す…

Loading

沖縄からのメール!!

ブーゲンビリア ホシギス狙いから時間がたったが、未だに30?の大ギスを釣ったときの感触が五体に残っている。 こんな中、沖縄在住のある投げ釣りマンからメールが届いた。釣り歴は浅いが、今、キス釣りに嵌まりつつある方で、一つの経験を通して、とても素直で研究心旺盛な気持ちを感じる内容だった。 そんなことで、彼との往復レターをここに紹介する。文はとても長くなるが、少し読みやすく修正を加えたので興味ある方はお読みいただきたいと思う。2月5日 YKさんからのメール 鱚介様 こんばんは! 昨日届きましたウ…

Loading

no image

こんな詐欺情報が寄せられました

「誰の名前だろう?」 銀行口座に見しらぬ名前でふり込みがされていた。しかも割と大きな額。 副業のふり込みが何社かあるので、その中の担当者の名前だったかな? あとで聞いてみよう。・・・そう思っていたら、 …

Loading

平塚海岸 型をみました

 昨日の残りエサを持って、テトラ左で投げてきた。どんより曇った空から小雨がパラついており、早朝から投げていた釣り人は皆、帰ってしまったようだ。 今日は、小生にとっては硬めの、コンペ31号を持参した。誰も居ない中、一人テトラのすぐ左、海水浴場の仕切りブイの傍に座を取った。 エサは、東京スナメ、ジャリメ、アオイソメの3種類が揃っており、最初は3本バリに其々を付けて試したが、喰ったのは何れも「東京スナメ」だった。  喰った距離は、6色投げて5色に掛った所・・。かなり元気なアタリを感じながら、1尾…

Loading

古希を祝う

大平姫太鼓 この世に生を受け70年、長くも有り、短くもある。 何をやってきたのか?自慢できることは何かあるのか?っと問われれば、一生懸命に取り組んだ仕事も確かにあったが、今はそれすらも懐かしく思えるだけだ・・。 ただ、健康に過ごしてきたことだけは事実で、それが一つの自慢かもしれない。健康で元気であることが、今、自分の欲得を超えて人のために、少しでも役立てればと考えさせてくれる源なのかもしれない。  そんな思いもする秋深まる30日、箱根湯本温泉で一泊して高校時代の仲間たちと“古希を祝う会”を…

Loading

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

アーカイブ