ホシギス 32センチをゲット!!

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 25〜27日まで、沖縄にホシギスを求め行ってきた。今回の釣行で、遂に、念願の30センチオーバーをモノにする事ができた。同行は、すっかり恒例となった村越正海氏、大物シロギス志向の後輩宇都木朗さんの3人。 最近は、埋め立て等によってホシギス(ウジュル)やモトギス(チュラ・ウジュル)の棲息場が少なくなり、特にモトギスは幻になりつつあると言う。また、過去には大型のホシギスが数釣れていたが、これもすっかり小型化しつつあると聞く。 こうした中、今回で4回目の釣行となる小生、「何とか、大型を1尾で良いから釣りたい!」との執念が実ったのだろう、最終日の27日午後、遂にジャスト32センチの大物をゲットする事ができた。 ちなみに、一般的にはシロギスよりもホシギスは大型だと言われている。しかし、魚類図鑑などを見ると、ホシギスの体長はシロギスよりも小さいと書かれたものもある。従って、双方とも体長では変わりは無いが、ホシギスの方が体高があり、体型、体重ともに明らかに勝っている。 釣行をざっと追うと、25日、早朝1番の日航機で沖縄入り。頼んでおいた糸満市のみなと商店(釣具店)にホシギスの特エサ「シマミミズ」を取りに行く。この数日は潮が高く掘るのに苦労をさせてしまったようだが、鮮度の良いものを充分手にする事ができホッとした。 この日は雨模様で風もあり、南部の幾つかの釣り場を覗いたが、釣果は得られず仕舞い・・。 ・・早めに切り上げ、いつも地元案内役を頂いている村越氏の友人、佐久川政一郎さん、3年前東京からこの地を永住の地と選んだ合田陽子女史らと、首里城近くの郷土料理店「あしびうなぁ」に行き、美味い料理と泡盛で旧交をあたためた。 26日、島の北部、名護市に向う。屋我地島近くの浅場で数投し、20センチ級を初物としてゲット。しかし、後が続かずで、過去からの実績が高い屋我地島の砂場に移動する。 そこで、全員が20〜25cmクラスを数尾釣ったものの数は伸びなかった。午後、太平洋側の東村から南下し、幾つかの堤防や砂浜から投げてみたものの、ホシギスの顔は見えず仕舞いだった。 帰りがけ、今、問題になっている「辺野古」の海岸を見てきた。基地化反対!埋め立て反対!のノボリが海岸の境界線にならび、集会施設周辺には何人かの人々がいた。しかし、それらは、美しく雄大な地に飲み込まれとても静かであった。 美しい海を埋め立ててしまう事には、釣り人の一人として、如何なる理由を持ってしてもそれを許す事は出来ない。もう、いい加減に自然を破壊する事はやめてほしいものだ。 27日、太平洋側の与那原町から北上しながら釣り歩く。しかし、もしかして出会えるかもしれないモトギスはおろか、ホシギスとも中々出会えない。 そこで、今回小生が最も期待をしていた北中城村の「熱田漁港」に行くことになった。 合田女史からのお奨め釣り場で、最近まで、漁港西側の石積護岸で、ほんのチョイ投げで数尾は釣れていたそうな・・。小生にとって初めて行く釣り場でもあり、興味津々であった。そこは広く外堤防で仕切られた、静かな湾状の穏やかな釣り場で、その静かさと若干ある深みが、巨ギスの棲息を予感させていた。(結果から言うのではありませんぞ!!)  潮は上げに入っていた。3色付近に投げ、2色までサビいたときだった、ガッツン!!と23センチ級が竿先を絞ったのである。やはりここは居る!! まだ多くが居るような気配が感じられる中、ほんの近場で、20cmオーバーを3尾ほどモノにすることができた。 クライマックスは、昼食後の満潮に近い同じ場所だった。先ずは、「万能サオ」という新しいサオを持った村越氏が何尾か釣った後の一投に、1色付近で27、5センチの大物をヒットさせたのである。・・・実は、この1尾には、面白いエピソードがあった。・・ヒョイ!と投げた村越氏の傍に、そっと宇都木さんがにじり寄る。・・そして、そのサオの調子はどんなものですか?と聞かれた村越氏・・糸フケを取って、ハイ!!と渡したのである。 ・・正にその刹那であった。・・グィ〜ンとサオが絞られるのを小生は見てしまったのである。その凄いアタリを感じながら、緊張した面持ちで取り込み始めた宇都木さん。ウウ〜ン、シマッタ!という顔をしているのが村越氏。・・そのまま、宇都木さんが取り込んだのは当然なのだが、・・果たして、釣ったのはどっちだったか?・・と言う疑問符が残ったのである。 村越氏、何時ものようにニコニコ顔で曰く、当然!宇都木さんのですよ!!・・と云うのだが・・。まあ、それはさて置いて、仲良く、一尾の獲物を持ってツーショットと相成った次第・・。 そして最後は、そうした情景をニヤニヤしながら見ていた小生の置きサオに、まるでサオごと持って行かれそうな強烈なアタリが入ったのである。 2色以内の置きサオだったから、サオを持った瞬間にも凄い引きが入り、浮かせた発砲オモリが何度も水中に引き込まれる。沖縄には大きな外道が沢山いるから、まさかこれがホシギスとは思っても見なかった。  取り込みの最後、・・底に突っ込んだ頭が反転して上向になったその瞬間を捉えて、そのまま引っこ抜くように上げたのである。その姿はまるでお化けみたいな巨体をしたホシギスそのものだった。空中で、ハリが折れ、細い仕掛けが切れてしまう恐れを感じながらの取り込みだったのである。  実は、それまで9〜12号の大バリを使っていたのだが、根掛りを防ぐため、ハリを、ササメの「アスリート・キス・7号」に換えていたのである。・・よくもマア、これに耐えてくれたかと、後になっても暫らくは震えが止らなかった。  小生の長い投げ釣り人生にあって、30センチ超はこれで3尾目である。他は、何れも高知で仕留めた30.1センチ、30.6センチのシロギスで、ホシギス32センチの小さな大物は、正に、小生にとって生涯に残る祈念すべき1尾である。 この地の情報をくれた合田陽子女史も、この沖縄のホシギス釣りに何時も一緒してくれる村越氏も、大物釣師の宇都木さんも、この超大型の姿を見てくれ、一緒に喜んでくれたことは、小生にとっては重ねての喜びである。  さて、今度は何時来られるだろか?夏場のモトギスも釣ってみたいし!!。もしかして、春にはホシギスや、モトギスの最北端と言う、種子島釣行計画が実現できるかも知れない。・・気持ちだけは既に、先に向かって歩み始めている。沖縄で案内いただいた合田女史からのメールです。鱚介さま ホシギス、いただきました。 あしびうなぁで料理長にさばいてもらって、こんなに立派なお造りになりました。たった2匹でこのボリューム!! 厨房はほとんどが沖縄の人ですが、こんなキス見たことないって。・・釣ってもいないのに、なぜか得意げな私(笑)。 味も脂が乗っていて甘みがあり、抜群に美味しかったです。 最後は争奪戦でした(汗)。 しかし、いつも行っている場所なのに、あんなに大きなキスが居るなんてビックリです!! サイズは運もあると思っていましたが、あのサイズとなると、やっぱり腕がないとダメですね。 精進しまーす! またぜひ「巨ギス」を狙いに沖縄へ来てくださいね。美味しいおそば屋さん探して待ってます。 そちらはまだまだ寒い日が続くと思いますが、お体ご自愛ください。 合田陽子

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