「線径逆軸テンビン」使ってみたい!?

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 前回のブログに「逆径軸テンビン(仮称)」と云う新しいテンビンについて書いたのだが、読まれた方から直ぐに「いつ発売か?早く使ってみたい!」・・そんなメールを頂いてしまった。 このテンビンの機能等については、頭の中で色々と想像しながら考えることは出来るのだが、先ずは、試作を重ね、実釣を重ねて見ないと本当のことは分らない。・・と云った、そんな段階である。・・名称を付けるなら「線径逆軸」と、そのまま呼んだ方が良いかな?とも思っている。 ただ、既に関西方面の釣り人が実際に使って居たり、長くシマノのインストラクターを務めてきた横山武さんも、使ってみてそれなりに評価されていることから、十分に使い物になるのだと思っている。 そんなことから、今、工房では、その横山さんからのアドバイスも頂きながら、太さ、長さ等々、色々と試作している最中である。 最初に手掛け、ほぼこれで完成したと思える、出来上がったモノがある。ざっと言うと、オモリ軸(縦)が0.8ミリ、アーム軸(横)が1.0ミリの「逆径軸」で、オモリ軸長、アーム軸長ともに15.5?である・・。 このテンビンの特徴は、恐らく、サビいた際に海底面の凹凸でオモリが踊らず、アームをしっかりと立たせ、仕掛けがごく自然な状態で漂って魚を誘うものと想像できる。 また、実釣からは、サビいた際にオモリの重さを感じるが、これは魚がハリを咥えた時の重しとなって、ハリ掛り(刺り)を確実にするのではないかと思う。  今日も実釣してきた。一昨日と同じように、良型が確実にハリ掛りしてくれた。 ・・・印象的には「真打ち」とは対照的なアタリ・・、「真打ち」の直線的なガンガン、ガクガクに対し、グイ〜ン、ゴッツン!と云った重く、だるさを感じさせるアタリだった。・・・また、フグも、小ギスも、バレが少ないように感じた。 実は今、何本か、余分に作ったモノがここある。来季にとは云わず、今でも釣りに出かけられるような工房のお得意様に、是非使って頂ければと思っている。また、使った後、感想などを頂ければ幸いなのだが・・・。 [実は、一点だけ気になることがある。オモリ軸(0.8?径)の上の丸目(アイ)である。荷重が架かる30号オモリ以上での遠投は無理かもしれない。この点、十分に注意して使ってみてほしい。] 数は10数本しかないので、早い者順に1本づつという事になってしまうが、無くなった時点(又は今週末)で終了とさせて頂く。なお終了は、無くなり次第、このブログにてお知らせする予定・・。 申し込みは、鱚介オリジナル工房のホームページにある、電子メール・ボタン(どの項目からでもOK )からお願いします。 

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