思い・雑感・・あるまま

シオメとはイソミミズとのこと・・・

投稿日:

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

改めイソミミズです

富津岬で久々に見たシオメ(汐メ?)について書いたところ、早速、釣り大好き先輩の生物写真家、久保秀一師匠(私のカワハギ釣りの師匠)から一報頂いた。
折角だから、もう少し詳しく解説して頂こうと思う。以下、頂いたメールである。

鱚介さま
シオメ・・・・イソミミズの事ですね。
子供の頃はウミミミズとも云っていたように思います。
小学生の頃、ハゼやボラ、ウミタナゴを釣る為の最初の仕事は餌のゴカイ掘りでした。
その日も引地川の河口でゴカイを掘っていると怖そうなオジサン達が寄って来て「子供はゴカイを掘ってはダメだ」「ハゼを釣るならミミズを使え」・・・怖いオジサン達は掘ったゴカイで飲み代でも稼いでいたのでしょう。
何しろ海の釣り餌と云えば「ゴカイ」と云う信仰が根強かった頃ですから、ウナギやフナを釣るミミズでは海の魚は釣れる筈も無い・・・と、友人と大いにムクレタのをおぼえています。
「ミミズはミミズでも海のミミズだから大丈夫」と云われて砂に埋もれた海草をひっくり返して使って見るとなるほど釣れました。それでもゴカイが餌だったら倍は釣れただろう・・・と・・。

イソミミズは分類学上正真正銘ミミズの仲間です。
ブログに書かれている「リング状のコブ」はミミズの特徴である環帯、釣り人はハチマキなんて云っていますね。
20年ぐらい前にある図鑑の仕事でイソミミズを探したのですが、子供の頃に採った場所では見つかりませんでした。

・・とのことです。

余禄ですが、我が師匠、生物写真家「久保秀一(クボヒデカズ)」さんのことを・・もし、お知りになりたい方がいれば、ヤフー等で検索してみてください。素晴らしい写真作品が沢山見られます。もっと探していくと、「面白い釣りや魚料理に関した作品」にたどり着くかもしれません。忘れていた少年時代の夢が再び見れるかもしれません??






-思い・雑感・・あるまま

執筆者:

関連記事

no image

故秀志とメール

昨日、2年前に亡くしてしまった息子秀志の友人から、悲しくも嬉しいメールを頂いた。いまだに、秀志を忘れずに秀志と関わるメールをくれたことに感謝している。昨年、2月13日の「送る会」で多くの友人達から私たち遺族への気使いも頂いた。また、心配し「特別の用はないのだが・・」と言って、電話で私達の声を聞いてきてくれる先輩もいた。こんなことで妻と共に心を癒され、以来、時間の経過と共にすっかり気持ちも落ち着いた。不思議なことに、今は、死んでしまった時から送る会を終わるまでの、あの何ともやりきれなかった時間の中を…

Loading

最近の釣行!

クロダイ 42? 1250g 直近では、今日、平塚海岸のテトラ前でクロダイが釣れた。あまり嬉しくは無いが、今シーズン初の大物外道である。 エサは、ジャリメの1ッ匹掛け。ハリは細地の鱚介アブミ6号だった。ノビもせず、折れることも無く、安心して使えるキス針である。 ついでに言うが、鱚介オリジナル工房ではシーズンを前に、鱚介アブミの「ケイムラ」4号、5号、6号、全3種類を品揃えした。 さらに、今、このケイムラにフッソコート加工を施した鱚介アブミを造っている。状況からすると「6号」を先行し、近々の…

Loading

no image

フィッシングショーに対して −3

 フィッシングショーに対して、意見が寄せられております。これから断片的ですが適宜紹介していきたいと思います。 先ず、主催者側では、明日16日の会議で開催に対する結論を出すそうです。 小生は先にも「基本的には中止すべきだと考えます。やるなら、入場料収益の全てを救済基金に廻し、会場では新たに救済募金を募る大キャンペーンの下で開いたら良いのではないでしょうか。」と書きました。その後、益々その感を強めています。*辻堂に住む久保さんからのご意見です。 釣りでは「安全性」を最優先にしますね。厳しい自然の中に身…

Loading

フィッシング フェスティバル 無事終了

左から鱚介、岸本社長、吉野テスター、岸本営業本部長 21日から23日まで、パシフィコ横浜で開かれたフィッシング・フェスティバルで、釣針の老舗「はりよし」ブースに於て、ハリの結び方、仕掛けの作り方などの実演指導をやってきた。 多くの釣友や鱚介工房のお客様から声をかけて戴いたことを、先ずは以て御礼を申し上げます。 感じたのは、簡単なハリの結び方や、チチ輪でエダスを結ぶ仕掛け造りを知らない方が、ベテランと思われる方でもかなり居られたのが意外だった。 釣りをやる方なら、ハリを自分で結ぶこと、仕掛け…

Loading

遠征釣行への心得

 釣りを楽しむにはホームから離れ、全国の名釣り場を訪ねたり、知らない釣り場を探ったりすることによって、自身の釣りを数倍も数十倍も楽しむことが出来る。 以下は、先に「小田原FM」で放送した中身を、そのままにまとめたものである。これは自らの経験をもとに記したが、足りない部分は各自で赴くままフォローして頂きたい。先ず、遠征釣行とは、 日常釣行するホームグランド以外の「宿泊を伴った釣行」を捉えて云うことにしたい。また、ホームであっても少し遠地(伊豆〜房総)で、宿泊を伴った場合はこれに含むことにする…

Loading

2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

アーカイブ