投げ釣り釣行記

石川オープンに顔出し!

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アワビのウッドガン・スリム 「ぽっ君」

 昨24日、台風で順延されていた石川オープンキス投げ釣り名人戦に、湘南鱚酔会の会友、鬼ケ原克志さん、和田満雄さんの3人で行ってきた。

 この大会は、北陸の石川鱚酔会(田中利之会長)が主催するもので、今年で19回目を迎える権威ある大会である。参加者は広く、車のナンバープレートも岩手、岡山、湘南などがあった。

 北陸は関東から見ればシロギス天国、それこそ小から大まで数も揃う多くの釣り場に恵まれており、そうした環境下で鍛えられた投げ釣りマンの技術は高く、メジャーな大会での勝者も多い。

 今回参加したのは新しく結成された湘南鱚酔会の会友で、これからの運営にあたって他の鱚酔会の活動内容を勉強したいと言う魂胆もあったのである。

 北陸への遠征釣行は、何時もなら金曜の夜に出て土曜日1日釣りをし、日曜日、午前中の大会等に参加し帰宅するのだが、今回はマイカーのスバル・レガシィで夜間運転を避け、土曜日の朝4:00に平塚を立ってみた。
 早朝の東名、新東名。名神、北陸道は何れも順調、午前9時30分には、片山津海岸に着いてしまった。5時間半とすごく近さを感じるものだった。

 しかし、明日の会場となる片山津海岸は数日来の豪雨による濁りとウネリが残っており、サオを出すのは諦めた。
 地元ベテランの○○さんの話では、先週は型ぞろいで結構釣れたが今日は厳しい。でも、明日は期待できそうだとのことだった。

 諦め、辿った先は県西の塩屋海岸。前回と同じテトラ群の前で投げてみた。ウネリも濁りもあったが、ポチポチと、それなりに釣れた。
 早めに切り上げ、予約しておいた大聖寺駅近くのホテルで暫し休憩・・。
 夕刻近く、居酒屋に行ったが、そこは当った!! 割烹風の店で、色々とご当地ものを注文したが、それら全てが美味く、久しぶりに飲んだ日本酒にすっかり呑まれてしまった。
 
 でも日曜日は至って元気に起床、午前4:00過ぎにホテル発。会場には暗いうちに着いたが、すでに受け付けは始まっていた。
 鱚介オリジナル工房から提供の賞品、アワビ巻きのサオ立てを持って、田中会長、香林幹事長にあいさつを済ませる。

 大会は、1回戦、2回戦(敗者復活戦を含む)、決勝戦と3段階で勝負する。だから、名人位を取るのは大変であるのだが、だからこそ、皆真剣に釣りに挑むのであろう。運営も会長自らが動き、皆、気を合わせてのとても良い雰囲気であった。

 湘南組は勝とうと云う積りも無く、楽しい会に参加することが目標(他の二人はの本心は知りませんが・・)。だからノンビリと、たまにしか来れない片山津海岸のキス釣りを楽しんだのである。

 海の状態からして厳しいとは云うものの、流石、ベテラン勢は釣ってくる。かなりの良型混りである。小生はと云えば、中っパを5尾やっと釣った・・・。当然、2回戦は敗者復活組であった。

 2回戦は正味1時間30分の釣りだったが、ここでも吉野海洋君が16尾を釣って敗者復活か?・・と思っていたのだが、後からの情報では最後に戻った関戸さんと云う方、が何と26尾を持っていたそうで、残念ながら復活できなかったとのことだった。

 実は、湘南組は残念ながら三者ともに落選・・。決勝ラウンドに挑む選手が海岸に散った頃、「決勝まで残ると帰宅が遅くなるから!」っと、訳の分らない強がりを云いつつ帰路についたのである。
 
 今回の釣行は、新しい湘南鱚酔会の運営に参考となること、他の鱚酔会との交流の在り方など、広く学ぶことが出来た釣行でもあったと思う。
 
 
 石川鱚酔会の皆さんお疲れ様でした。貴会のますますの発展を祈り感謝する次第です。ありがとうございました。


 大会の詳しい模様は、香林和幸さんのHP「KISU MANIA」
      http://kisumania.exblog.jp/ に掲載されています。


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