50年以上も「朝日新聞」を購読していた。・・・が、7月1日から「神奈川新聞」に代えてみた。6月30日の夕刊朝日からバトンタッチされた朝、どんなものかと興味津々初物を手にしたのだが、一面から「朝日」とは大きな違いが・・。地元紙であることを、思い切り主張する東海大相模高校監督の交代記事だった!! ページをめくると、中身の多くは身近なニュースに溢れている。・・・知った地名も、知った名も、傍に居ながら知らなかった身近な事件や活動なども書かれている。・・勿論、世界や日本の出来事は、他紙と同じように、当たり前に載っている。・・・今朝、三日目に目を通したが変りはない。
新聞の選び方は人様々だが、特に右傾か、左傾かを気になさる方が多いと聞く。私は朝日だったが、確かに、比重的には左傾で癖の強い記事が多くあったように思う。だが、長く読んできたが、それに感化されることは無かったと思う。多くの新聞を読み、TVのニュース番組や解説などを見れば、それら豊かな情報によって自ずと自分なりの常識は育つ筈だ。 ・・・癖がある紙、記事だと気付けば、それを反面教師とすればなお知識は広まろう。
さて、余計なことを書いたが、変えた理由の本音はこうである。私は釣行で遠征することが多く、地元で発行される地方紙を読む機会が多い。そこには、地元密着の中身であふれている。記事の内容は、誇り高いのである。・・地方出身の方に郷土愛が強いのは、そこに原点があるようにも感じる。
それに比較し、平塚都会で読んでいる朝日には、湘南版と云うページはあっても中身が薄く、身近なニュースなどは全く希薄なのである。現役だったころは、全国紙も神奈川新聞も読み、共通の記事、特異性のある記事から物事を理解できたし、する必要もあったが、後期高齢者となった今の自分には不要である。
以前、朝日と神奈川は資本関係が強く、記事の住み分けをするのだと聞いたことがある。定かではないが、身近な情報が豊かであれば、それはそれで良い。なお、購読料だが、朝日は7月から値上げし夕刊無しで3980円/月、神奈川は、元々夕刊は無く3187円/月である。その差など大したことでは無いと思うのだが、家計を預かる女房にとっては、何もかも値上がりする中でかなり大きい事らしい!!