今朝は少し暖かく、どんよりと曇った朝だった。海岸への小道を辿り、小さな砂丘から眺める海は静かで誰も居ない。昨日、一昨日の盛況さは何だったのだろうか? ・・いや、何時もの年だったら、ごく当たり前の風景なのであるが、キスが釣れるか釣れないで、こうも変わるのか現金なものである。
テトラ群の西側に座を取り、何時ものように「鋭感一直」のオール形状記憶合金テンビンに、「ブラぽっ君」23号を付け第一投・・。相変わらずの長仕掛け、関東アブミ8号の3本バリに岩イソメをたっぷり付けていた。
2色でガッツン!!と、幸先良いアタリだ。・・20㎝のままあサイズだった。誰も居ない海、無風で穏やかな波の中、オモリの着水音まで聞こえるほどの静寂さだ! それからは、1尾づつだが間断なく付いてくる。昨日はボーズだったし、多く居た釣り人の釣果は少なかった。・・1日違いで、申し訳ないほどに釣れてくる。・・・実はその後、場所を50メートルくらい左側の、何時もベテラン勢が集まる場所に移動してみた。・・だが、どうもここは相性が悪いのか、3投したがアタリすらなく、結局は元の位置まで戻ってきたのである。
戻ってから、今日はヒネが少ないとみて、8号3本バリは止め6号5本バリとした。また、エサも小さく付けてみた。やや右手の3色に投げ、2色に入ったところで小ギスのアタリが・・、2連、3連もあった。写真は途中で砂浜に散らばせて撮ったものだが、その後にも釣れ、今日の釣果は28尾と大漁だった。
海岸には、9時過ぎた頃には数人の釣り人が来ていたが、小生より西側に入った2人の若者が、ポチポチと小ギスを順調に上げるのが見えた。
31日頃には大寒波が来るらしい。‥となると明日、明後日までは何とか楽しめるだろう?・・。先ほど、平塚漁港近くにある行きつけの「うらた釣具店」でジャリメを買ってきた!!・・明日は、ハリを鱚介アブミ5号に落とし「南蛮づけ」用の小ギスを狙ってみようかと思っている。