投げ釣り釣行記

静浦湾・口野へ

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釣果あり

春の陽気漂う駿河湾の奥、静浦湾口野で久々に投げてきた。先日、チョッとイッパイした折に、磯・投げ情報の取材をする釣友から誘われたのだ。最近、私も書きそびれており、毎月欠かさずに送ってくれる本のお礼にと、喜んで取材協力に乗ったのである。

午前5時30分、釣友車が同行のFさんを乗せ迎えに来てくれた。スギ花粉アレルギーを持つ、デリケートな私?である。一昨日から症薬のセルテクトを飲んでいるためか、ヤケに眠さが残っている。1錠飲んでしまうと余りにも効き過ぎるから一錠を半割りにして、朝晩分けて飲むようにしているのだが、それでも良く効いてくれる?のだ。

途中、小田原漁港前の「FBC釣具店」でエサのジャリメ、青イソメ、岩イソメ、東京スナメとシロギス用の全種を揃えて購入する。国道135号線を西に下り、熱海から熱函道経由で口野に向かう。
午前7時、JA口野支店前で海悠出版の女性記者と落ち合う。記者はにこやかで美形の持ち主、多くの投げ釣りマンから好かれている。
互いの挨拶もそこそこに3人それぞれ分かれて釣り場に向かう。上手の船着場に釣友。中ほどの船着場にFさん。そして私は下手の石積み堤防に行ってみた。
1月の中旬に来た時もそうだったが、今朝も冷え込んでおりサオを持つ手がかじかんでしまう。それから約1時間ほど、3者3様に遠近投げ分け、待ったりサビいたりするものの全くシロギスの顔は見られない。
遠方の釣友さんから天を指さす合図。これは打ち止めにして釣場を移動しようと言うことだ。

陽も昇り、駿河湾の内懐にあるここ静浦湾の一帯は、すっかり無風快晴の春に覆われつつある。口野での釣り場は、一般的には千畳岩と呼ばれる狩野川放水路右岸の平らな岩場が主となるのだが、未だ潮は高く波が被っている。
実は、我々はそこに行きたいのだ。放水路橋を渡りトンネルを超えた北側の多比漁港側に車を停める。最近まで小さな漁港だったが、今は盛んに泥で埋め立てが行われている。自然派の私としては何とも残念だが何もいえない。

私とFさんは、潮が引くまで右岸沿いの「多比の鼻?」の岩場に向かう。ここからは、先ほど釣った口野方向に向けての投げとなる。
(因みに「鼻」だが・・高知県で良く聞く言葉で、海岸に突き出した小さな半島や出っぱりなどを指す言い方である。)

 釣友さんは長靴を持参してきたから千畳岩に降りてみるとのこと。・・・3〜40分も過ぎた頃だったろう、遠方に見える姿が何となくおかしい。そんな時、記者の携帯に「後から来た、鈴木さんに〇〇センチを釣られてしまった」と言う知らせが入る。それは大変と記者は重いカメラバックを背負い、急いでそっちに向かう。その直後だった。

 今度は、私の携帯が鳴る。釣友さんから「〇〇センチが釣れた!もう、長靴が無くても入れますよ!!」との連絡であった。如何にしても釣れなかった当方2人、早々に千畳岩に向かったのは当然。石垣の上部に沿ったせまい通路?をたどり潮の引いた岩場に降りる。

 そこで見たのは、確かに大きなシロギスである。現金なもので、何処からともなく力が湧いてくるから不思議だ。
どうやら、今季1月の早い処女地に、名人級の投げ釣り師が4人も揃ったのだ・・。さて、さて、この続きは、「磯・投げ情報」5月号(3月25日発売)に詳細が掲載されるので、どうぞそれをお楽しみあれ!!
・・と云う、記者との約束を守りこれにて終了する。

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